オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生 -14ページ目

オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

主催している「ありどおろ座」オペラ団の情報や合唱の練習など音楽家としての生活です。

実は···秘かに(笑)アレの2回目を火曜日にしました。秘かに、と言うのはポリシーを曲げたのが嫌だったからです。私は食べ物以外の物を身体に入れるのは大嫌いなのです。だからサプリ等も一切取りません。その代わり自然な物、汚染されない物を取る事にしています。なのに何となく流されてしまいました。外国早く行きたいしね。
そして案の定酷い目に合いました。アレをした夜に武者震いが止まらなくなってコレはおかしいと熱を測ったら38度は軽く超えていました。翌日朝も下がらないので薬を飲み1日寝込み次の日は良くなったと思ってレッスンしたらエネルギーが失くなり寝込み、昨日は頭痛でまた寝込む。今日はダルくてたまらないけれど夜用事があって何とか出かけました。少し抜けたかな?まあもっと酷い人もいるらしいから仕方がないのかなあ。
若いんじゃないの?おばあちゃん(私の祖母は疫病で家族全員亡くなって1人生き残ったらしい)みたいに100歳以上生きるよって言われてもねーそんなに生きたくないなあ。

今度の本番はこれを歌おうと思う♪

学生の時から聞いているマファルダ・ファヴェロ💕

恩師マエストロ・ガルディーニの1番のお勧めだった。大変な美人で表現力ある素晴らしい歌手だったらしい。聞いてみるとその繊細な言葉使いと的確な発声に驚嘆させられる。今は声を張り上げるだけでこういうドラマのある歌手はあまりいない気がする。多分指導者にも問題があるのだろうな。

Soprano - MAFALDA FAVERO - Lodoletta "Flammen, perdonami"Pietro Mascagni LODOLETTA "Flammen. Perdonami"Disco elettrico La Voce del Padrone, Milano 1935-1943. Soprano italiano MAFALDA FAVERO (Portomaggiore, Ferrara ...リンクyoutu.be


https://youtu.be/YHwFfQPECbs


次の本番で歌うのはバタフライ❣️
今までこの何十年間に何回歌った事か。1番記憶にあるのはまだ学生時代に仕事で京都のホテルのパーティーで歌った時。
アメリカからペプシコーラの副社長を招いてのパーティーだったらしく、大広間で日本的な出し物が次々ともよおされ、司会の人がなんと忍者姿だったのには驚きだった。
そしてその忍者の人に自己紹介する様に言われ、何も無いと答える私にイタリアで歌ってるとか適当に作りなさいと言われ、大いに戸惑ったものだった。
まあとにかく歌は上手く歌えたらしく副社長夫妻が感激したと部屋を訪ねて下さった。
今だったらそういう時に自分を売り込むとかしたのだが、ボーっとして何も言えなかった。そんなボンヤリしていた自分を今ではバカだったなと思う反面、純粋で可愛いヤツだと思う(笑)
さて、何と言ってもレナータ・スコットは凄い!
これが本物のイタリアンソプラノだ。
この曲は超有名だが本当に難しい。全体的に低くて出しにくい所で感情表現しなくてはならない。出し過ぎてもダメだしアペルトになったらさいあくだ。彼女の歌はそんないくつもの危険な箇所を見事にクリアして大変感動的だ。
とてもこうは歌えないけれど、とにかく頭を働かせて頑張ってみよう❗️❗️❣️

足が腫れて痛そうなので大学病院に連れて行く様に要請があり、1年半ぶりに母に会いました。

母に会うのは私にとって今まで最大の苦痛でした。何故なら母は毒親とまではいかないけれど、1から10まで人を支配する人。

自分の思う事はすべて正しい、だからそうではない事は絶対受け入れない。

反抗も許さない。

ただ良かった事は音楽、特にピアノが大好きで自分の子供を音楽家にする、と言う強い信念を持っていた事は私にとってはラッキーでした。

しかしどちらかと言うと母の方が芸術的センスは上です。だから非常に変だったんでしょうけど(笑)

血液検査、心電図、エコー検査、結果報告と3回通いましたがどこも悪くなく足の腫れの原因は分かりませんでした。とりあえず弾性靴下を履かせて様子を見る事になりました。

久しぶりに会った母はいつもの毒がなく非常に大人しく別人の様でした。それはそれで大丈夫なのかと心配になります。

つい1年半前までは人の悪口を大声で怒鳴っていたのに。

多分希望がないからでしょうね。

考えてみると私はいつもいい所は吸収するけど反面教師として親を見て来ました。

今の様な母に私はなりたくない!

いつまでも希望と情熱を持っていたい!

つくづく思いました。