怒涛の約2週間が過ぎました。
演奏会が終わってすぐオペラを見にニューヨークへ・・・
怒涛なのはいつもの事ですが、
今回は連れ合いの工藤氏がゲストとしてOPERAMANIAのコンサートに出演する大役を仰せつかったので責任重大でした。
それなのに・・・
演出家に降ろすと言われたお弟子ちゃんの為に、電話で怒鳴りまくったお蔭で喉が少し腫れてしまったのです。
名医だった米山先生が高齢でおやめになってしまって以来喉を見て貰っていませんでしたが、
久しぶりに診察して貰ったら、声帯が日干しの様に痩せている、よくそれで歌えますね、と言われたそうです。
原因としては年なのと痩せているからだそう。
まーねえ、糖尿病でちょっとでも太るとすぐ数値が悪くなるのでいつも飢餓状態なんです。
レーザー手術で目もほとんどまともに見えないらしいし。
それでも周りの誰よりも元気だし発声のお陰でそんな声帯でも普通に歌えるし、と思ったのですが、
OPERAMANIAのコンサートは今第一線で歌っている、しかも子供世代の生き生きした出演者ばかりです。
オレ大丈夫かなーとうるさいほど毎日言ってましたよ。
そして無事に終わって、「味がある」と何人の方にも言われました。
そんな言葉、初めて言われて結構嬉しいそうです。
歌は人を驚かせるものじゃない、美しさを伝えるものだ。
これが私達のモットー。
年齢に負けずにこれからも精進していきます!
