三つ子の魂百まで・・・なのか | オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

主催している「ありどおろ座」オペラ団の情報や合唱の練習など音楽家としての生活です。

私ってつくづく面白くない人間だと思う。

だけど私は頭がいいとか美人だとか(どっちもそうではないが)言われるより、

面白いね、と言われたい。

だから常々面白くありたいと思っている。

私を知っている人は面白いと言ってくれるのだが、

何しろ本当は引っ込み思案で消極的で恥ずかしがりやなので、

初めて会った人や知らない人と打ち解ける事が出来ない。

妹は最初っから人と知り合いの様に話せるし、

母は明るく天真爛漫で派手な人間なので内気な私はバカにされていた気がしていた。

私はそのコンプレックスを歌い手になる事によって払拭したと思っていた。

しかし・・・・

先日小学校のクラス会があってやはり変わっていないのだと実感した。

何十年ぶりかで昔から会いたいなと思っていた子に会う事が出来たのだが全く話がはずまなかった。

普通の話が出来ないのだ。

自分の事をざっくばらんに話すことが出来ない。

こんな事話したら自慢に聞こえちゃうかな?とか、

つまらないんじゃないかな?とか余計な事考えて黙り込んでしまう。

ある子には小学校時代お高かったよね、みたいな事言われた。

いつもお弟子ちゃん達には面白くないとパワーが出ないよ、と言ってるのに、

こんな事じゃアカンなあ。

連れ合いみたいにいつでもどんな時でも面白い人間になりたい。

音楽の場もそうだけどワンコのお散歩でも近所の人の笑いをとってるし有名人だしね。

でもそう言えば、小学校のお別れの手紙で、

「小林さんがそんなに面白い人だとは知らなかった」って言ってくれた子がいたっけ。

その子に会いたかったなあ。フフフ。

写真は多分小学校の時、妹と。

ド近眼だったので分厚い眼鏡かけてた。

それもお高くとまってる様に見えたのかもだなー