今回は5日間滞在でまたもや凝りもせず6本オペラを見ました。
1日2本見る日もあってなかなかハードでしたが、
それよりも昨年から痛めた足が渡航前日にあの大雪の中を食料満載のスーツケースを無理やり引っ張って歩いたせいか
劇的に悪くなってしまいました。
それでも折角来たのだからと時々泣きたくなる中を毎日1万歩は歩いてましたね。
さて見たものは下記の順番です。
「トスカ」
「愛の妙薬」
「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」
「イル・トロヴァトーレ」
「トスカ」
「愛の妙薬」
全体的な感想としては・・・
つくづく歌というのは難しいものだな、という事です。
歌い手を選択する人はある程度楽勝で声の出る人(身体能力が高い)が多いのであまり反省という事がないみたいです。
しかし何しろ生身ですからね。
その日の体調の変化が自分で感じてなくても出てしまいますし、
歌えば歌うほど筋肉が成長していって自分で扱えなくなってしまいます。
それを防ぐには確かな技術と冷静な判断が必要なのです。
ただやみくもに技術に縛られてもいけない。
人間的なオーラが減りますからね。
本当にやっかいな楽器です。
そんな中で感心したのは
「イル・トロヴァトーレ」のアニタ(アズチェーナ)とQuinn Kelsey(ルーナ)
「愛の妙薬」のポレンザーニ(ネモリーノ)とダルカンジェロ(ドゥルカマーラ)でした。
特にn「愛の妙薬」は本当にこんな楽しい愛妙は見たことがなかったですね
。
詳しい事はまた後で書きたいと思います。n Kelseyuinn Kelsey