ソプラノを育てたい! | オペラ歌手くみバードの、ひたすらオペラな人生

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主催している「ありどおろ座」オペラ団の情報や合唱の練習など音楽家としての生活です。

ずっと考えていた事だがやっと重い腰を上げようと思う。

大した事ではないし、毎日やっている事なのだが、

何故かしっかり考えようとはしなかった。

それは・・・

 

ソプラノを育てたい、という事。

もちろん私にもソプラノのお弟子ちゃんはいるのだが数は少ない。

この女の園の様に女性が多い音楽業界で、

誰もがソプラノみたい、ソプラノになりたい声楽界でなのに、

うちでは圧倒的に少ない。

 

何故だかはなんとなくわかる。

まず私が女っぽくないからだ。

女っぽくないというより女性っぽい柔らかさがないのだと思う。

それは男性に対してではなくて女性に対してだ。

と言うより私は相手が女性だろうと男性だろうと求める物が変わらないのだ。

 

昔から女の子同士でつるむのがとっても苦手だった。

高い声でキャンキャラ話すのも苦手だ。

何より女の子っぽい興味のない話を延々と続けられるのは苦痛だった。

音大の声楽科に行ってその思いは強くなった。

声楽ってソプラノは姫キャラが多いせいか勘違いしている子が多い気がする。

もちろんプリマドンナとしてのオーラはなくてはならないものだが、

はずれた声でギャンギャラ歌われるほど耳障りなものはない。

だから女の子は好きじゃなかったな。

 

今、世界で活躍している有名ソプラノ陣も言っちゃ悪いが発声悪すぎだ。

昔もあまりいなかったが今は本当に酷い。

まあソプラノだけではないのは技術というものが衰退してしまったから仕方ないかな・・・

 

だが美しい声のソプラノがいないのは寂しすぎる。

今うちでテノール達がやっと育って来ているのに対してソプラノが少ないのは私の責任だ。

よおし、頑張るぞーーー

まず自分がちゃんと歌える事だな!!!