イタリアで一番好きな街は「ナポリ」です
全部の街に行った訳ではないので限定されてしまいますけど。
ナポリでのお楽しみはたくさんあるけれど、
まず食べるのは「ババ」です。
お酒が飲めない癖にこのリキュールにたっぶり浸ったお菓子が全く平気にどんどんいけてしまいます。
泊まったホテルはこの「ババ」が山の様に朝食にあるんですっ!
しかも朝食ルームはナポリの景色が一望できるテラスだし。
大したサービスはないけれど私にとってはこれだけでも泊まる価値あり、です。
さて、今回は「カヴァレリア・ルスティカーナ」を見ました。
設定が広場というより地震や火災によって赤く焼きただれた教会?の様な建物の中で、
中央に火がともされた時は何となくいやーな気分になったのですが、
実はそれが演出家の狙いだったかも。
面白かったのは「ボボ」というジャック・ニコルソンそっくりの喜劇俳優が、
蝶ネクタキシードで物語の進行役を務めていた事です。
最初はうざいと思ったのですが、終わってみるとなかなか印象的でした。
サントゥッツァはふられてしまう可哀想な美人じゃない娘、というのでなく、
声はどうってことないけど綺麗でした
それに比べてトゥリッドゥとアルフィオがとんでもなく太っていてまるで空気人形でした[m:58]
アルフィオはマエストリというバリトンで、連れ合いに言わせると今までで聴いた中で一番良かったそうです。
確かにいい声でした。
ああ、また行きたいナポリ!
お楽しみのもう一つであるソレントにも・・・