「タイス」の前日にマルセロ・アルバレスの「トスカ」を見ました。
珍しい事にアルバレスの「星は光りぬ」で連れ合いは感激のあまり涙が出そうになったそうです。
彼は今までアルバレスは好きだけど、感情的な演技が発声のメソードを壊しそうであまり感心していませんでした。
しかし今回、彼の演技は本当の演技にしか過ぎないとわかったと言います。
テノールは特に発声を守りきるのが大変なのでどうしても金縛り状態になってしまいます。
そうすると動けないヤツだと思われてしまいます。
アルバレスはそう思われない様に非常に効率良く頭を働かせて演技しています。
本当にうまいっ!と思わせる動きです。しかも情熱的でぐっときます。
発声が出来て演技がうまいテノールはアルバレスとドミンゴくらいでしょう。
真ん中の声がちょっと空き気味なのが気になるといえばきになりますが、
高音を出すテノールやソプラノにはある事なのかもしれません。
出来る限り彼らの追っかけをしようと思ってますけど・・・
難しいなあ・・・うふふ(*^▽^*)