11月30日に13年そばにいてくれたロイを安楽死させることに決めました。オロオロ取り乱していたこの頃でコメントにお返事する余裕もなく…
コメント、嬉しかったです。
ロイとの別れを受け入れる助けになりました。
みなさんの大事な家族が元気に幸せでいるように、そして先に旅立った大切な子たちが安らかであるように祈ってます。

安楽死をしてください、と幾人もの獣医さんにいわれた半年間。
目の前でヘラヘラ笑うロイを、そばにある温もりを自分から手放すことができないでいました。
できることならロイの体が自ら止まるまで一緒にいて欲しくて鎮痛剤をくれる動物病院を転々とし、ロイが好きで好きで執着してしまってずっと必死でした。
でも、
筋肉モリモリで獣医さんにうっとりされてた後ろ足は、心もとなく痩せてしまった。
誤魔化しようもなく衰えているロイは、今まで体の限界を超えて私のために頑張ってくれていたんだと気づきました。
ずっと私が見ないようにしていただけで時間は流れてたんですねぇ…

父が亡くなって、きょうだいたちがどんどん家を出て行って、ガランとした家で母と二人きりで、寂しくて寂しくてどうしようもないときロイをぎゅっとするとロイのぽかぽかした温もりにホッとしました。
ロイなしではスウェーデンでようやってけへんと連れてきて、サンボやパパママに今までにないほど甘やかされ愛され、見たことなかった海や羊やたくさんの雪を楽しんで、幸せなおじいさん犬を満喫したロイ。
みんなに大事にされてしあわせに年老いてくれて本当に良かった。
あたたかくて優しい時間が流れてる日常の中でロイが愛につつまれながら眠れるなら別れは安らかになるかもしれない。
言いようのないほどに心は痛んでるけど。
捨てられてたロイはお水をあげに行った兄にくっついて来てそのままうちに転がり込んで、今度は私とサンボのとこに転がり込みました。こんなに確かな縁があったんやからこれからも形を変えてきっとどこかでまた会えると思ってます。強く。

ネイティブ・アメリカンだかどこかの言い伝えでは大事に大事にされた動物は虹の橋のふもとにある草原で他の動物たちとかけっこしたりのほほんと遊びながら飼い主を待っててくれる。
飼い主が旅立つ時、草原からテッテケテーと駆け寄ってきてくれて一緒に虹の橋を渡るそうです。

お家でいっつも待っててくれたロイ。
草原でも待っていてくれるかなぁ


とてもスウェーデンにはいられないので12月と1月は日本の家族のもとに帰ります。

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