photo:01

人はやっぱり1人じゃ生きられないですね。


お客様との何気ない会話、スタッフとの何気ない会話、友達との何気ない会話。全て、何気ないと思う会話もよくよく考えると大切なコミュニケーション。


知識、感情、人間性、人は人に支えられて成長していくんですね。



やっぱり人が好きです。

美容師をやっていてよかったとつくづくそう思う、今日この頃です。



人と人は完璧に分かり合えることはできない。

だから、いいんですよね。



理解しようとお互いが考える。伝えようとする。

それで成長する。



これからも色んな人と出会って、色んな物を得て、頑張って与えられるようになりたいですね。



この前の休みに被災地の石巻へチャリティーカットへ。

今回は先輩の友人スタイリストのお客様が石巻にいて、髪を切ってもらいたいという方を約20名集めてもらいました。


前日に現地調達しないでいいように食糧、ガソリン、ラジオ、軍手、ゴミ袋等準備万端にして。

夜から車を走らせ、途中道が荒れてたりして7時間もかかり現地到着。

その日の朝4時頃に着き車中泊。

その日はあいにくの雨で、青空の下でカットしたかったのですがそれもできず。
仕方なくお客様の自宅をお借りしてブルーシートの上で椅子を3脚。




次々と、お客様がやってきてくれました。中には1歳の子供からおばあちゃん、おじさん。
やはり、サロンとは違いセット面、シャンプー台もありません。



少し不安な顔をしている方も、鏡を見せるとみんな笑顔ですごく喜んで帰ってくれました。


「さすが、カリスマ美容師!」


「こんな時じゃないと切ってもらえないわね。」


「初めてこんな風になったわ!」

等など。


その笑顔、言葉を聞いて美容師でよかった。心からそう思いました。



募金、節電、節水、無駄な買い物をしないのは当り前。

『何か、僕らにできないか?』

僕らにしかできないことをしたい!!
そんな想いから先輩スタイリスト3人が発案、実現させてくれました。感謝です。



帰り際に、
「私たちの街を見ていってください、、、。」

そう言われ車で見て回ることに。


髪を切っていた家の辺りは被災地といっても外観からはわかりませんでした。

歩いて数分の所にある川を隔てた場所に来た時瞬間、唖然としました。


辺りは核爆弾を落とされたかのように何もありません。あるのは、


潰れて原形がわからない車。

photo:01



津波で一階部分がゴッソリなくなった家々。



港付近の製紙工場から流れ出た紙が散乱したり。



家が流されコンクリートの土台のみになった住宅街の荒地。
photo:03



ある筈もない場所にコンテナ、電車。

photo:02



一週間も水が引かずに街は湖と化していたそうです。

その間は自衛隊、警察の方達も救出作業もできずに、ただ見ていることしかできなかったそうです。

一ヶ月経った今尚、街は瓦礫と泥があり、満潮になると防波堤が決壊していて水が街まで流れ込む場所もあり想像してた以上に悲惨な状態でした。





しかし、街の人達はみんな早く復興しようと前向きになり輝いて見えました。

被災してから隣、近所で力を合わせて食糧を持ち寄りみんなでご飯を食べたり、他愛もないことを話したりして力を合わせて生活していました。


現地の現状。感じたこと。人々の声。
これらは、実際に行かないとわかりません!!皆さんにも本当は是非見て欲しいです、、

が、伝えることは伝えていきたいです。

これを踏まえて、これからを考えていきたいです。

photo:04





photo:05