ひしがた介護

ひしがた介護

在宅のケアマネジャーすずきが、思うことを綴ります。
頑張っている介護者の方やこれから身近な人に介護が必要になるかもしれない方へ、何かのヒントになると良いのですが。

 

「ひしがた」介護で

介護者のみなさんの

力になりたいケアマネ

ペンタスすずき です!

 

 

 

遅い梅雨入りとはいえ、

暑さがじわじわと迫ってきています。

 

訪問時、こちらが汗をかいていても、

「暑いの?」と涼しい顔の利用者さんたち。

個人差はありますが、

高齢になると暑さを感じにくくなるというのは本当です。

 

エアコンを使ってもらいたい家族と、

暑くない!寒い!と頑張る利用者さんとのバトルの狭間で、

あれこれと、ご提案するケアマネ。

 

ノウハウはいくらあっても、

当然すべてがうまく行くわけではなく。

 

頑固にエアコンを使わず、

体調を崩してしまう方もいて、

それをきっかけに在宅生活が困難となるケースが

毎年あるのは歯がゆい限りです。

 

意思がしっかりある人に対して

適温に設定した状態で

エアコンのリモコンを取り上げてしまうことにも

抵抗感があり。

 

暑さの厳しい時期だけでも、

ショートステイを使うという提案も受け入れられず。

 

ケアマネがいくらこうした方がいいと言っても、

最後に選択するのはご本人。

 

ここがこの仕事の一番難しいところ。

どう言葉を重ねたら、相手に響くか、

できる限り努力を重ねていくしかない。

 

私自身も暑さの中、自転車での訪問で

体調を崩さないようにしながら、

利用者さんと一緒に暑さと戦って、

この夏を乗り切りたいと思います。