こんにちは、やまけんです。

 

 

今日は若者の恋愛離れの原因についてお話していければと思います。社会学的な内容で、普通の感覚のお話とはだいぶ違う内容になると思います。

 

 

諸説ありますが、若者の恋愛離れの原因をロマンティック・ラブ・イデオロギーの限界として指摘する人が多いようです。

 

 

ロマンティック・ラブ・イデオロギーとは、19C頃から根付いてきた、恋愛・性愛・結婚を一体のものであるとする思い込みです。

 

 

それまでは、恋愛と結婚は分かれておりました。恋愛と結婚が一直線上につながっていなかったのです。

 

 

ですが、時代趨勢により個人の自由を尊重する風潮が強くなり、結婚とは対立していた恋愛の定義を「正しい恋愛ならば結婚につながる」と変えることで恋愛から結婚につなげることを認めることになりました。

 

 

そうして、現在私たちが当たり前だと思っているロマンティック・ラブ・イデオロギーは、つい最近になってようやく台頭してきたのでした。

 

 

ロマンティック・ラブ・イデオロギーが当たり前になると、必然的に恋愛のゴール=結婚とすることが多くなります。

 

 

このような状態になると、結婚に繋がらない恋愛=失敗とみなされるようになり、失敗と失意があふれる恋愛に対してあえて向かっていく人が少なくなってしまうという傾向があるようです。

 

 

また、結婚が前提になると、合理的な相手探しが基本となり、ほぼマーケティング感覚で相手を選ぶことが多くなるようです。そうして、恋愛は結婚という目的に対するタスク処理的な立ち位置へとなってしまい、恋愛そのものの劣化が起きているのかもしれません。

 

 

AIの活用が進展すると、恋人相手もAIレコメンドでどんどんと提示されていくのでしょうね。

 

 

ロマンティック・ラブ・イデオロギー以前は、恋愛そのものが目的となっており、また相手のことを知らないからこそ惹かれるという未知性もはらんでいたそうです。

 

 

ロマンティック・ラブ・イデオロギーが根付きつつあった時がちょうど、『レ・ミゼラブル』のコゼットとマリウスの恋愛の頃だと思うと、なんだかあのお話の感動が更に深まる気もしちゃいますねぇ。

 

 

このお話をして、だからどうだという事は一切ないのですが、このような認識をもっておき、自分はどうしていきたいか、自分は恋愛をどのように考えるか、を考えるのは重要ではないかと考え、この記事を書かせていただきました。

 

 

それでは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

やまけん