今、F1界は揺れています。
http://www.sanspo.com/sports/news/090619/spa0906191922001-n1.htm
これまでの経緯を簡単に説明します。
F1というモータースポーツは、他のスポーツに比べて、お金がものすごくかかります。
一説には、ホンダは年間600億円を使っていたとか。。。
これでは、資本力があるチームしか、開発を続けることができない。
したがって、お金のあるチームしか、強くなれないということに成りかねません。
そこで、F1を運営しているFIA(国際自動車連盟)が、来シーズンから開発費とチーム運営費に上限を設けます!と宣言しました。
その上限額は、あわせて年間4000万ポンド(6月19日時点で約64億円)。
これでは、これまで開発費をたくさん掛けてきた強豪チームにとって、予算が5分の1以下になってしまいます。
もうひとつ、この開発費の上限、必ず守らなきゃいけないっていうことではありません。
一応、以下のような選択が出来るようになっています。
・開発費の上限を守って、レギュレーション(マシンの規約)を緩和する。(要はいろんな機能を搭載できるようになる)
・開発費の上限を超えても良いが、制約の多いレギュレーションにする。
でも、これって同じF1でもレギュレーションが異なるっていうことになるから、事実上2つのカテゴリが存在することになります。
これに、現状の参加10チーム中8チームが反対を表明。
そりゃ当然です。
今の予算を5分の1にしたら、マシン開発はもとより、チーム運営だって危うい。
エンジニアは解雇しなきゃいけないし、マシン開発だって新規開発は無理でしょう。
これじゃ、何のために新しい技術を競ってレースするのかわからない。
せめて段階的に予算削減をしよう。
というのが、参加チーム側の意向です。
2週間前に一度は、来シーズンは条件付(FIAが予算削減案を撤回する方向にする)とうことで、
現状の全参加チームが納得したのですが、FIAは再来年のシーズンからは予算削減をやる!
と、意地を張っているわけです。
たぶん、このままだと、来シーズンどうなるかわからなくなります・・・・。
もうFIA主導のF1は観れなくなるかもしれません。
そうしたらF0(エフゼロ)なんていうレースが創設されるかも?
今シーズンはジェイソン・バトンがぶっちぎりで早いので、ワールドチャンピオン争いより、
参加チーム vs FIA の戦いの方が目が離せません。
ちなみに、ウィリアムズとフォース・インディアの2チームは、FIAの予算削減案を受け入れています。
ファンとしては、現状のF1開催継続を望む限りです。