なんのことはない、孫娘にお付き合して、アニメイトという店にいくことになった。

アニメイト?実態がわからないので、牛に引かれて善光寺参りである。

そういえば、そこの商業ビルに何やらあった、通りすがったなあ、おつき合いするよ、と出かけた。

すると!私が思っていたフロアではなく、7階全フロアがアニメ関係の本から、CD、DVD、グッズ、ガチャポン、全てが多種多様に揃っていて、祝日なので人出もゴチャマンと出ていたのである。

驚いた!!こんなに人気なのか…


アニメ?

私は昭和30年代生まれなので、物心ついた頃にはテレビでアニメをやっており、雑誌では数々の漫画家が人気をはくしていた。

だから、私もある種の元祖アニメ?漫画世代なのだが、娘息子の世代になると、テレビや映画で、宮崎駿監督などのアニメ全盛期で、アニメが堂々たる存在、文化となっていた。

アニオタという言葉はなかったように思う。


そして、今や外国で日本のアニメが絶賛され、あらゆる場面でアニメは欠かせないものになった。

それでも、アニメは子供、若者のものだろうと思っていたら、今日のアニメイトの店内は、あらゆる年齢の人達がそれぞれの好きなキャラクターや作品のグッズに群がり、レジは長蛇の列だった。

高齢者と外国人の方々はあまりいなかったけれど。

私達の頃は、誰もが一度はかかるはしかのようなもので、大人気のものは共通してて、そして、一過性が多かったと思う。

勿論、大人になり、懐かしくて再度好きになる事もあったけど、こうも多種多様に好かれているキャラ達…大勢を相手する実写のテレビ番組や映画が人を呼ばなくなってるのがわかる気がした。


孫は、人気な覆面グループのグッズを自分のお小遣いで買うものとじいじばあばからのプレゼントと賢く選んで、かなり満足感を持って買い物を終えた。

孫娘を通して、新たな世界に踏み入れる事ができて、よかった。

私はジブリ位しかファンじゃないけれど、通ううち、好きなキャラができるかもしれない?!