【えにっき+α】vs.サガン鳥栖―雪辱の青山敏弘 | みつぼしをこえてーglory for the fourth star

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サンフレッチェのことをうだうだと。広島のグアルディオラ(確信)森保一と紫の戦士たちの歩みとともに。



 
 
 
 
後手後手のまま終わってしまったシーズンの雪辱に併せ森崎浩司さんとお別れチキンレースとなった今年の天皇杯。流石に奮戦むなしく力尽きた川崎戦で今季観戦が終わってしまうのは哀しすぎたので鳥栖まで行ってまいりました。
 
 
 
 



 
 
サイゲームズの潤沢な資金ががっぽがっぽで鳥栖ニキのイメージは質実剛健から金満に代わってしまったわけですが、果たして駅併設のオシャレなショップなんかもあってぐぬぬ感がいや増します…w
 
 
 
 
 

 
 
 
 
しかしいつ来てもいいスタジアムだ…くれ…近場の唯一の専スタなので選手が張り切っちゃってスーパーゴールが生まれちゃう説を推したい。
 
 
 
 


 
 
 


 
 
 
 
本当にイイですね…
 
 
 
 


 
 
 
 
 
全体練習に復帰しましたね。次の試合で見られるでしょうか。長かったですね…(大宮横山を許さない
 
 
 
 


 
 
 
前に来たときは上層階がホーム側席になっていて登れなかったので念願の上から目線にて。絶景哉。
 
 
 
 


 
 
 
キムミヌの最後の試合かもしれない鳥栖サポーター
 
 
 


 
 
 
 
森崎浩司の最後の試合になるかもしれない広島サポーター。コージさんの弾幕が見られて良かったです。
 
 
 
 


 
 
 
 
試合の頃にはびっしり真ん中で鳥栖と広島で分かれていました。広告全部サイゲームズで笑う。サイゲームズスタジアムになるんじゃないか…w
 
 
 


 
 
 
 
試合について。鳥栖の4‐4‐2は2トップと2ボランチが人に強く当たることが出来るのに比べ、鎌田とキムミヌの両翼の守備との強度には差があり、その差=ギャップを森崎和と柴崎晃誠が使うことで広島優位に進めることが出来ました。丸谷がモロに2トップとボランチに捕まってしまって度々不安定になってしまいましたが、この試合では青山がこのギャップを使ってボールを前に送ることが出来ていましたので、ウタカとの距離感もよくなり、いわゆる”ウタカ頼みのクソサッカー”から脱却することを可能にしていました。
 
 
おそらく2ndステージ以降で初めて”まともな”試合をしてくれたのではないでしょうか。90分通して選手の意識レベルが統一され、状況に応じた判断に齟齬が少なかったです。特に青山がここで間違いがほぼなかったので、今季は非常にがっかりさせられていましたが、それを雪ぐ活躍であったと思います。今季の内容の不味さはウタカと青山が攻守で合わないことが大きな部分の一つだという確信がちょっと強くなりました。ままならないことばかりの、しんどい1年でしたでしょうから、ここから渾身のサッカーを見せられると良いですね。逆襲しましょう。
 
 
豊田に競り勝ち、鎌田に引き出される塩谷の後ろを的確にカバーし、千葉ちゃん顔負けの前へのドリブルと正確すぎるフィードを見せた野上、精神的・物理的な猶予をくれるフィジカルと突貫的なパーソナリティで助けてくれたロペスの存在も大いに助けになりました。ロペスはちょっと無駄すぎて味方が苦しくなる守備が怖かったのですが、己の全て絞り切るようなスプリントには純粋に感動しましたし、完全にホラだと思っていたシュート力も目の前で見せつけられ、外れ補強の認識を改めなければなりません。以前は”CS争いの切り札”だと思っていたので酷評しましたが、今はもう来季に向けての選手という扱いですので、”ポストドウグラス”としてチームの攻撃と守備を助けてくれる楽しみな選手であると捉えています。
 
 
浅野のいなくなったあとすっかり方針を失ってしまった今季の”広島スタイル”ですが、天皇杯で一つの結論が出つつあります。できれば結果をもってそれを証明したいですが、次がメタられすぎるにもほどがある鹿島ということで、俄然雪辱の機運も高まってきましょう。気持ちだけで勝てるわけはないので、なにかしらの打開策が見つかっていれば。
 
 
ただ、やはり放映権料のバブル的な上昇によって資金格差がさらに広がるであろうJリーグで、他クラブと差別化しいい選手を集めるには現在まで培ってこれた”広島のサッカー”という"ブランド"の継続発展なくしては不可能なはずで、それは佐藤寿人という広島のFWでいうところの人間国宝の持つノウハウを棄ててしまう形であってはならないですし、ユースの選手を蔑ろにするものでもあってはいけないと思います。12月までのオフの間にここのところはきちんとクラブから選手に説明をしてもらえれば...。
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
というわけで話は戻って快勝の祝杯。
 
 
 





 
 
相撲やジャニーズなどで博多周辺の宿が全滅していたので門司港までやってまいりました。遠かった。情緒。
 
 
 


 
 
 
 
 
九州の玄関口であり、西欧文化受容の先端にたっていた街ということでその名残を残した景勝地となっています。海はいい…潮風に心があらわれる…
 
 
 
 
 



 
 
 
 
そして地ビールがうまい。
 
 
 
つづく