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ハッシンハッシーン!


アルが家で柔らかくした穀物を丸めて伸ばしているときのことだ。

イルカちゃんがアルに話しかけてきた。


「ねぇねぇアル、なんでこの頃、ボクらにきいてくれないの?」


ん、何を?


「なんか。なんでも。

前はもっと話しかけてきてくれたよね」


そうだね、

なんで、ということはないんだけど、

毎日いろいろしてて…


「もっと話しかけてきてね、

ボクら、いいたいことがたまっちゃってたまっちゃって」


うん、わかった。

何をきいたらいい?


「セイジとかケイザイとかいうの?

そういうのはダメだよ、

ボクらはいつも、目指すところを話すよ」


うん、わかった。

何をきいたらいい?


「うーん、

みんなが、目指すところについて考えているなら、それをきいてくれればいいんだよ、

ひとりひとりが。

ひとりひとりみんな違うから」


うん、わかった。


「よかった(^-^)

じゃね、待ってるよー」



ニコニコしながらそういって、イルカちゃんはいなくなった。



アルはよくわからない。わかったようなわからないような。


目指すところを決めたらきいてみればいいのかな?

何を目指したらいいのかよくわからないんだけど、と相談すればいいのかな?



イルカちゃんたちの言葉は、よくわかるときもあるけど、こういうケムに巻かれるようなときも、多々ある。



アルは柔らかな穀物にまみれたまま止めていた手を洗って、

また続きをはじめた。


これは、油で焼く?

天日干しにする?


目指すところって、こういうこと?


それでもいいんだよね、きっと。



イルカちゃんの声が遠くからきこえてきた。

「ちゃうんちゃう?

そんなんでもえーけどなー」



アルの目と口元がゆるんだ。

イルカちゃんはいつでも、ホンワリしたものを残していく。



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