抗がん剤の副作用がさほどない親父はほんまに無敵なんちゃうかって思ってた。


今日おかんから「病院から連絡入った、抗がん剤のリスクを改めて説明あるみたい」って連絡が来た時なんとなく嫌な予感がした。


嫌な予感は当たるもので、

抗がん剤と放射線治療をしたことによって

胃に穴があいたらしい。


胃に穴があいたりしたらやばいってゆってたよなって考えながら話を聞いていて、おかんが一生懸命話してくれた内容をぽぽ覚えていない。

ただ「結構やばいな」って気持ちがぐるぐる回ってて、とりあえず冷静を保たないとって思ってた。


理解して冷静に受け答えするのが精一杯で正直ほとんど内容が頭に残ってない。

覚えてるのは抗がん剤と放射線で癌はコントロールできてるけど、リスクが出てきてる事。

抗がん剤は一時中断するらしい。

病院にいても家にいても大動脈から出血したらもう誰もどうしようもないらしい。

それがいつ起こってもおかしくない状況。

自分だけの想いで考えると今すぐ大阪に帰ってきてほしい。

でも、その間に何かある事が親父自身が恐怖なのであればこのまま長崎にいてほしい。


親父なんやかんや言って大丈夫やん!って思ってた。

でも、やり取りを見返すと癌が見つかったのが11月。今まだ2月。こんな短期間で、そんなに時間がたってないことにびっくりした。


これまでSNSで自分みたいな発信をしてる人って大変な中やなにどういう気持ちで発信してるんやろって思ってたけど、なんとなくわかってきた気がする。


今のこの情報が誰かに届いて何かの役に立てばいいなって思うし、自分自身文字に起こす事で色々整理ができる。


この事があってから何気ない会話の中で親父に「頑張れ!」って言った事があった。

「頑張れってゆーな」って言われた。

その言葉の意味を考えたけど、出した答えが正解なんかはわからん。

「もうすでに頑張ってる」なのか「頑張れって言われたら頑張らなあかんくなるのか」なのか、俺自身が想像しきれない何かなのか。


親父の状況を知った時、正直可能な限り生きてくれ、奇跡起こしてくれ!って強く思ってた。

でも今は食べたいものを食べて、お酒も飲んで、タバコも吸って笑顔でいてくれ、少しでも苦しんだり痛かったり、不安になる時間を親父に与えんとってくれって強く思う。