(日付は実際と異なっています。古い順に並べるために。)

【写真をクリックすると、拡大します】


オランダは、以前から行きたい国として漠然とアタマにありました。世界一の花市場とチューリップを見たくて。花好き&ヨーロッパ好きの同僚と「行くかぁ!」という話になり、ベルギーも外せないってことで、オランダ&ベルギー9日間の旅。彼女が几帳面にいろいろ調べておいてくれたおかげで移動はスムーズ。楽に旅行してしまいました。感謝。


県内からの公共機関のアクセスはあまり便利ではない、近くて遠い成田へ出発。
ユーロがどんどん強くなっていくのを、旅行のたびに感じつつ…。


順調に飛行機は飛んで、アムステルダム・スキポール空港に到着。


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直行って素晴らしい!夏時間なのもあって、明るいうちに宿泊地ライデンへ電車で移動。空港から20分ほどの大学街。

早速、メインのひとつ、アールスメアの花市場 へ。(HPに動画があるよ)

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団体ツアーにも組み込まれるほどの観光地です。スキポール空港からバスで20分くらい。住宅地をくるくる回り道したから、直線距離はもっと近い感じ。総面積180万m2、日本一の大田市場花き棟の20倍近い敷地面積。5ユーロ払って入ると、2階の通路を歩いて見て回れます。

1911~1912年にカフェへ生産者が花を持ち込んで取引をしたのが始まりだそうで、ふたつの花市場が1968年に合併して今の形になり、1972年に今の場所に移ったそうです。来年にはもうひとつの大きな花市場と合併し、ますます巨大な組織になるとのこと。

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セリを待つ花いっぱいのコンテナ。左はスプレーマム、右はヒペリカムとヒマワリ。
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コンテナは連結して引っ張られていく。

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左は買参人席、右のグリーンの人がセリ人。セリ落とせる最小バケット数はモニター画面に。日本の花き市場のモデルだけあって、仕組み自体は珍しくない。

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セリ後、分荷される。バーコードで管理されていて、縦横無尽にカートで走り回りながら、どんどん荷をまとめていく。

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1階からコンテナが運び上げられ、この赤い棒に乗っかって、ものすごいスピードで運ばれる。荷をおろすところは見られず。

08 日持ちテストのスペースも広い。



扱っている花の量と走り回っている人の多さに驚きました。ほとんどが湿式で流通していることも。


チューリップ赤チューリップ紫オランダと言えば、チューリップチューリップ黄チューリップピンク少々時期が遅く、農家の畑の花は終わっていましたが、植物園 では花盛り。

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快晴の空の下、気持ちよく散策いたしました。
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あちらこちらに球根を売っている小屋がありました。

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オランダと言えば、風車もね。人が登っている部分には、風向きに合わせて風車の方向を変えるための滑車がありました。

右の写真、緑色のところはぜんぶチューリップ畑。咲いていたら壮観でしたねぇ。

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球根じゃないけど、ガーベラの展示もありました。

別の建物では、イケアとのコラボレーション。
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イチゴ売りのスタンドもあったりして。ホイップクリームがたっぷりすぎて、ちょっとびっくり。旅行中、たくさん食べましたいちご
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市場に引き続き広大な敷地を1日中歩き回ってくたびれて、宿に戻ってすぐ寝てしまいました。



「今日、アルクマールまで行けばチーズ市が見られるんだけど」という提案に乗って(今回の旅行は私、下調べが全く足りず。観光旅行というより、ヨーロッパの空気を吸いたかっただけの怠け心・・・)アムステルダムの北、電車で30分少々の街まで行きました。飛び乗った電車があらぬ方向へ突っ走り、あわてて引き返したりしました(^_^;


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計量所前の広場にチーズが並び、ふたり一組でチーズを運んで計量→引渡しの作業をショウアップして見せてくれます。重いよなぁ~、よく走れるなぁ~。

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計量から戻ってくると、台車に積みます。

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広場の周りではお土産用チーズを買えますよ。

小さな街で、広場と駅の間をのんびり散歩するには良いところでした。



風車を見に出かけた同僚と別れて、私はアムステルダムへ。

(なんか、この旅の間、くたびれモードでね…。風車は省略。)



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のんびりと放牧地帯をを眺めながら電車でアムステルダムへ移動。

この旅初の都会…なので、ちょっと緊張。

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駅舎は工事中で全体を見られませんでしたが、レンガ造りで東京駅のモデルになったと言われているとのこと。

元気があるうちに、まずシンゲルの花市へ。

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さすが運河の街。河に張り出して店が並んでいます(写真の左岸)。
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切花を扱っている店は案外少なくて、3軒ほど。右の写真は全部チューリップ。50本で8ユーロとか。安いよねぇ…。

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球根(チューリップ、アマリリス、カラーなど)や種々の花壇苗、種子がたくさんありました。(カラーや睡蓮の球根はオランダ産じゃないと思うけど…)  
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さすが観光地。多肉くんだって木靴型の容器に寄せ植え。

42  市場で流通しているバケットのまま並べちゃう店も。


今年から日本でも動き出した「花き産業の認証制度MPS 」。花きの生産段階から流通まで“環境に配慮し”“適切な流通管理で”“雇用労働条件を整備して”消費者に届けられる花(切花や鉢花)を認証するプログラムです。発祥の地オランダではかなり普及していると聞くし、さぞかし簡単に認証マークを見つけられるだろうと思っていたんだけれど…現実は違う。たくさんの花屋を見たわけではないけれど、こんなにも店頭で見つけるのが難しいとは思わなかった。結局旅行中に出会えず(隣国ベルギーでも)。Sustainable Agriculture を目指すのは当たり前という風土なのか?少なくともMPSを取得することによる付加価値販売、という方向ではないということなのか。10年以上前にスタートしたオランダにおけるMPS制度について、もっと正確に情報収集しなくちゃ、と思いました。日本では、花の消費が伸びず安い輸入品に引きずられて市場価格が低迷している中、差別化して高単価販売へつなげるための認証制度という側面が大きい印象があるのですが(そのために消費者へ向けたPRも盛んに行われているし)、生産者にだけ大きな負担を強いて(認証のためにそれなりの金銭的負担が必要)、結局生産者のためにならない制度だったら…。地球環境に負荷をかけない=人間の健康にとっても負荷がかからない農業、目指すべき姿ですが。「エコ」な農産物であることが必ずしもウリにならない状況にある中で、花き産業へも押し寄せてきた「エコ」の波。どうやったらビジネスとして成り立つエコになるんでしょうか。たくさんの人が議論してスタートしているはずなんだけど…。

なんてことを思いつつ、疲れたので、お茶。
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また、どかっとホイップクリームが添えられております…イチゴムース。紅茶はどかっとティーバックを渡され、好きなのを選んでね、って。ちょいと驚きました。
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今日も快晴。気持ちよく散歩。

運河沿いの建物があちらこちらで傾いているように見えたのですが…デザインじゃないよねぇ、傾いているよねぇ。しかも地下がある!水面下になりませんか…じめじめとカビがはえませんか…。
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自転車の国、オランダ。たしかにいっぱい走っています。郊外の道も専用道をすごいスピードで駆け抜けていました。平らだしねぇ。

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こちらは繁華街を駆け抜ける路面電車。ぼけっと歩いているとひかれそうなのよね。

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さて、アタマを美術観賞モードに切り替えまして。

まずは国立美術館 。残念ながら改装中で一部のみ公開でしたが、レンブラントの「夜警 」を見られただけでも満足!レンブラントの作品はわりと目にする機会があります。ひとりひとりの人物像が際立つような描き方が好きです。

つづいてゴッホ美術館 。さほどゴッホに思い入れがないので(失礼)、パスしちゃおうかなぁ、とも思ったのですが、パスせずに正解。年代を追って展示されていて変遷がよく分かり、沢山の作品に囲まれていたら親しみすら感じてしまい、好きな絵にいくつか出会えました。これ とかこれ とか。



ふー、このへんで今日はおなかいっぱい。足も疲れきってしまいました。午後7時になってもまだまだ日は高いですが、宿に戻ります。

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今日は電車で少し南下します。まずはデンハーグへ。

マウリッツハウス美術館 にはフェルメールの真珠の耳飾の少女やレンブラントのテュルプ博士の解剖学講義といった作品たち があります。小さくて落ち着いた部屋に絵が飾ってあって、雰囲気の良い美術館でした。レンブラントの部屋を独り占めできちゃったりして、幸せ。

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今日も抜けるような青空。

路面電車って、やっぱ怖いんですけど…こんなすれすれのところを通るんだもの。
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縁日が出ていまして…綿飴やさんとか。おじさんが大きな綿飴にかぶりついていて、ちょいと笑えました。



さて、次の街へ移動しましょう。



デルフト焼き、知ってますか?私は正直なところ、ガイドブックを見るまで知りませんでした。でも白地に深いブルーの絵付けがきれいで、工房見学 に行くことになりました。
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型からどのように作られるか、ざっと説明してくれます。細かい絵付けのデモも。
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レンブラントの夜警を模したタイルが飾ってありました。かなりの大作です。

食器好きとしては、ぜひともお皿やカップを買いたかったのですが、予算オーバー。手が届くものは、それなりの質だし…。あぁ、美しい青だったなぁ。


せっかくなので街も散策。 甘いものばかり食べている道中。
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あのぅ…とっても傾いていませんか。大丈夫なんでしょうか。ちょいとおそろしいですが入ってみると簡素な旧教会。ステンドグラスが美しかったです。下の写真は一番シンプルなステンドグラスでしたが、木漏れ日を受けて美しい窓でした。
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こちらは新教会。鐘楼に登れたんだけど、気力なく f^_^;;

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街をぶらぶらするのが楽しいんだよねぇ。

さて、宿泊地にもどりましょう。寝るだけで、街を歩いていないからね。
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電車のホーム。看板の左側は時刻表、右は路線図となっています。

ライデンに戻ってきました。

特に大きな見所があるわけではなく、ぶらぶらとするには程よい大きさの街。

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右の写真はシーボルトが日本から戻って住んだ家。ライデン大学(国内最古)の植物園には持ち帰った植物が残されているそうな。閉まっていて入れなかったんだけれど。
ちなみにシーボルトが生まれ育った街ビュルツブルク(ドイツ)も散策に楽しい街なので、オススメです。ドイツで唯一の辛口白ワイン産地の中にあります。
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「レンブラントここに生まれる」の碑。こういうのが建物に埋め込まれているのが日本人の感覚と違うなぁ、と思う点のひとつ。建物自体はふつうの住宅だったりするんだよね。
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この風車は博物館になっています。
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駅構内は明るく開放的。花屋さんもありました。

昨日までの晴れは続かず、すっかり曇って寒々しくなってしまいました。

ベルギーのブルージュを目指して移動です。

とりあえず電車に乗ってれば国境を越えちゃうから楽ちん♪と思っていたら…

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国境の町ローゼンダールで、やけに大勢降りるなぁ、なんてのんびり座っていたら…

窓の外からコンコンとおじさんが「降りなよ!」というジェスチャー。「乗り換えだよ」って。「ブリュッセル行き」って書いてあったじゃーん。何で?
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右がオランダ国鉄、左がベルギー国鉄の車両。小走りで撮ったからイマイチ…。

無事乗り換えまして。おじさん、サンキュー!2階建て車両の下に座ってて良かった。2階に居たら気付いてもらえなかっただろうからねぇ。車内アナウンスなんて聞き取れなかったし…。

しかし最終日に同じルートを戻ったときには乗り換え無しでした。何が違うんでしょうか???


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ベルギーに入ったら、電車が左側通行になりました。あれ~?大陸で左側通行って珍しくないかい?と思いましたが、イタリアやスペインも左側とか。電車乗ったのに、全然印象に残っておりません…。

牧草地が広がる景色は相変わらずですが、木が多いのか、見渡す限り草原という感じではなくなってきました。上の写真は広大なガラス温室群を撮ったつもり…よく分からなくなっちゃったけれど。電車から見える温室が増えてきました。中身は?車窓からは分かりません。あぁ、ヨーロッパの農村めぐりもしたいなぁ!!

アントワープで乗り換えて、ブルージュへ。アントワープの駅は大改造中です。古くて味わいある外観とは違って、近未来的な内装に。

さてさて、ブルージュです。中世の雰囲気の残る小さな街。ドイツにおけるローテンブルクのような、街中がテーマパークみたいな感じ。

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馬車がお出迎え。まずは運河クルーズへ。この手のものは、ひとり旅だとパスしちゃうんだけど、同行者が居ることに感謝ですね。
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さてー、甘いもの♪
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ベルギーと言えば、ワッフル。想像以上のイチゴの量に「うわぁ~」と思わずつぶやいたら、ウェイターさんが「すごいだろ~?」って顔をしました(^_^; ワッフル自体はサクサクして控えめな甘さ。イチゴもそんなに甘くないので、見た目に反してあっさり味でした。
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こちらは救世主大聖堂。重厚な外見。中のステンドグラスやタペストリーがきれいでした。

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写真がうまくありませんが、聖歌隊席の彫刻がユーモラス。いろいろな格好をした人がくっついています。

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こちらは聖母教会。すらっとした塔がそびえています。

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ミケランジェロ作の聖母子像。意外なところでミケランジェロに出会いました。