<大家のおばあちゃん>

 

 

以前のブログで、

水道無しの部屋を

間借りした時の話を

投稿しましたが、

その時大家のおばあちゃんが

面白いという話をしました。

今回はそのおばあちゃんの話です。

なおこれは、

6年前のブログに投稿した記事を、

構成し直したものです。

 

私が22歳ごろの話です。

季節はもう秋のころでした。

 

浮かれているというより、

完全に踊り狂っていました。

 

びっくりしました。

いったい何事だ!?と思いました。

 

部屋で踊り狂っているところを、

しっかり見られていたようです(^_^;)

そして、おまわりさんを見て、

「え、俺何かしたっけ?」と

すっかりうろたえてしまいました。

 

大家のおばあちゃんに何かあったのか?

 

そういえば当時通っていた

スナックのお姉さんに、

「〇〇さんのおばあちゃん、

よく家に飲みに来ているよ」

と言われてましたっけ。

 

おばあちゃんのご家族は、

すぐ隣でしたので、

おまわりさんを案内しました。

おばあちゃんはパトカーの中で

いびきをかいてました(~_~;)

案内していく途中

「お兄さんいっつも踊ってるの?」

とおまわりさんに聞かれて、

急に私は恥ずかしくなりました。

 

実は浮かれて踊ったのは

この時だけだったんです。

そんな一度だけの時を

よりによって見られるとは┐(´д`)┌

 

この後警察署に帰ったおまわりさんは、

きっと私の踊ってたことを

話したんだろうなと思って、

またまた恥ずかしくなりました。

なんだかおばあちゃんの

巻き添えを食った感じです。

 

大家のおばあちゃんは

地元の名物ばあちゃんのようで、

商店街に行くと、

「ツケで買い物してくよ」とか、

「ほんと大酒のみだよなあ」とか、

あちこちで評判を聞きました。

 

家賃を払いに行くと、

だいたい飲んでました(;^ω^)

そして、

「おにいちゃんも飲まないか?」

とよく言われました(^_^)

でも時々、

手作りの煮物や漬物をもらっていました。

ピーマンの漬物が美味かったです。

 

この部屋を出るとき、

清酒1本置いてきました。

この時おばあちゃんすごく嬉しそうでした(^_^)

 

 

あの時で80歳ぐらいだったと思うので、

もうあちらに行ってるでしょうが、

あちらでもお酒を飲んでいるでしょうね。

 

今日もお付き合い頂き有難うございました。