今月の、まだ断食をしていた頃に、
ルーブルアブダビにいきました。
気温、たぶん40度くらい(予想。体感的には60度くらい)
ルーブルアブダビは、展示品はもちろん、建物がすてきなルーブル。
エントランスへ向かう道にはすてきな日よけ的通路が ↓
さて、
最初は、ゴッホやゴーギャン、セザンヌの絵もあるんだーー みないとね、という”有名どころ”ねらい、で行った博物館ですが、
いやいや、有名どころの西洋絵画も、他の壮大な展示物の中のただの一部。
ルーブルアブダビの特殊な展示方法 についての記事はここで過去の記事をみてね
わたしがなぜ、ルーブルアブダビで死にそうになったか。
それは、
面白すぎて滞在時間が長すぎたからです 泣
世界の歴史を俯瞰してみることが好きな(わたしのような)タイプの人間は、この博物館ほど面白いところは無いと思います。
↓下記の様に、たとえば異なる大陸/文化のそれぞれの”女神像”を展示し、その違いを楽しみます。
アドバイス:オーディオ ガイド(20ディルハム/600円くらい)を借りましょう。
これが無いと、展示の理解がしにくい気がする。
歴史のエキスパートで無い限り。
英語/アラビア語/フランス語 しか現時点ではありませんが、
相当たくさんの日本人がこれから訪問すれば、きっと日本語オーディオガイドもできるはず!
■12の展示室に分かれた常設展示方法■
1、世界各地の、太古の文化遺産を集めた ”First Villages”
2、インダス/メソポタミア/エジプト/中国 などに代表される古代文明を展示比較した”The First Great Powers”
3、巨大になる帝国と文明化を扱う ”Civilisations and Empires”
4、宗教を展示/比較する、”Universal Religions” (ここまでは元気全開)
5、いわゆるシルクロードの交易を展示で理解する”Asian Trade Routes”(ここで疲労の影が。)
6、航海時代に移った世界を見せる”From the Mediterranean to the Atlantic”
---コスモグラフィー のコーナーでは、
日本にはじめてヨーロッパ人が到着して町が騒然となる様子が描かれた屏風を見ることができます-----
7、様々視点からみる中世 ”The World in Perspective” -- 有名なダ ヴィンチの絵はここにあります(ここまではそれでもまだ元気)
8、17世紀 ”The Magnificence of the Court” (この辺から本気で疲労が出始める)
9、日本の喜多川歌麿の日本女性画をみることができる、A New Art of Living (像の展示が面白い!が、突如極度疲労が襲う)
10、19世紀。いよいよ馴染み深い現代に近づいてきた! A Modern World?★ (この辺りで意識はすでに朦朧としてます)
11、ピエトモンドリアン、ピカソ、マグリッドなどの巨匠の絵画が見れる、Challenging Modernity (しかし疲れ過ぎてあまり覚えてない)
12、アイ ウェイウェイの巨大オブジェが印象的な A Global Stage
滞在時間は 約 3.5時間。
正直、これは死ぬ、と思いました 汗
2時間くらいの滞在にして、2日連続で来るのが理想。
最後はミュージアムショップに行き、博物館図録を買う予定でした。↓
しかし、この時点で意識が朦朧としていたわたしが買ったものは、
エジプトファラオのミイラのキーホルダー。
意識が混濁したわたしに、
この蛍光の黄色が響いたのでしょう 泣
そして図録、買わず!!!!!
いいんです、
また行きますから
TANI