このニュース、子育て界隈の方には衝撃だったのでは。
まあ私が中高生の頃から(知らなかっただけで小学生時代からあったのかもしれないが)、過激な漫画はありましたよ。
少コミとかチーズとかね。
回し読みで読んだこともあるよ。
こんなん教室で開いたらあかんやろレベルのやつね。
りぼんでさえ、神風怪盗ジャンヌとか、不必要な強度でエロかったよね。
少女誌にあのくだりは必要なんだろうか、と思うようなレイプ未遂なシーンとか。
ご近所物語のベッドシーンも当時は衝撃だったわ(ご近所は事前と事後だけでしたし、そこに至るまでの心の動きがちゃんと描かれていましたが)。
今は知らんけど、当時の少年ジャンプって、エロが出てきてもいちご100%レベルだったのよね。
パンチラ、胸チラでドキドキ、くらい。
封神演義で妲妃ちゃんが、ジャンプではお色気レベルアウトかしらーん、とか言ってたし。
それでいくと、少女誌の方が、『行為』が伴ってくるから現実的だし、過激で危ういですよね。
別にこういうのを読んだから、性に奔放になる、無防備な性的接触をしてしまうなんて短絡的なこと言う気はない。
そんなこと言ったら、文学作品(とその付随物)なんて、文学だからと野放しですしね。
小学校低学年から、母の本棚から内緒であさきゆめみし(源氏物語の漫画)とか、ベルばら取ってきて読んでましたし。
どっちもベッドシーンガッツリありますよね。
何のためにこんなことするんだろう?とは思ったけど、自分もやってみたーいとはならなかったな。
村上春樹も谷崎潤一郎も、『純文学』なら何でもありかよと思うくらいの変態描写、もとい、愛の表現がありますけど、やってみたいとはならなかったな、私の場合(男性目線のエロはまた違う気もする)。
でも、小学生の子供が、この漫画みたいなの読んでたらやっぱりちょっと、おいおいと思うだろうな。
女の子2人の親として、夫とも、子供に性教育をいつから、どのようにほどこすか、よく議論します。
男の子にも性教育は必要だけれど、性教育されていない男の子と出会う可能性もある。
妊娠のリスクがあるのは女。
力で勝てないのも女。
やっぱり、自分の身を守れるのは自分だけだし、傷つくのも自分。
純愛だけではなく、女の子の性を搾取しようと近付いてくる大人がいることも、いつかは教えないといけないのですが。
高校時代から彼女がいて初体験が早かった夫と、彼氏はいても自身の就職までは絶対に許さなかった私とはそもそも考え方も違うのですけれど。
共通しているのは、
やっぱり自己肯定感の高い子に育てなあかんよな
ということです。
自分の心も身体も自分だけのもので、
他人に好きにさせてはいけない
嫌なことは嫌と断らないといけない
同時に、相手の心と身体も尊重しないといけない
許可を得ずにプライベートゾーン(それ以外の部分もですが)に触れてはいけない
同じく、プライベートゾーンを見せたり触れさせたりしてはいけない
というようなことを、4歳くらいから上の子には言い聞かせています。
自分の心身が大切にされるべきものなんだと判るためには、自己肯定感を育てないといけないですよね。
子供のお尻やむちむちの二の腕、可愛くて揉み揉みしたくなりますが、親からも一切やらないようにしています。
そんなふうに、段階をおって、性教育できたらいいねと話しながら、ここまできたのですけどね。
ある日の上の子とパパの入浴中。
『お父さんのおちんちんの中に、命のもとがあるんやろ?』
突然の爆弾発言きた!
夫は、それはそれは動転したと思うわ汗
私もお風呂上がりに聞いて衝撃を受けました。
学校で習ったそうです。
今の小学校って、1年生からそんなこと教えるねんね。驚愕です。
夫も心の準備ができていなくて、でも平静を装い、その場はそうやでと伝えて、後で一緒に図鑑を見ていました。
親が想定してたよりずっと早く、具体的なことを教わってきた小1女子ですが。
とにかく正しい知識を早い段階で与えることが今の学校現場では急務なんだろうなと悟りました。
だってこんな漫画も出回るし。
初体験が小学生なんて子も、少数派とはいえ、ゼロではないもんね。