お受験をして通っていた、いわゆる「名門小学校」のお話。

まだまだ続きます(誰が…)。




買ってもらった問題集をせっせとやり始めた私。

小1の、素直な、真面目な女の子にとっては朝飯前です。

昔は、「涼しい朝のうちに勉強しなさい」と、どこの小学生も言われていたのでは?

実際、私がまだ7歳の頃は、大阪は、午前中はクーラーなしでも過ごせてましたね。
母がお昼ご飯作りはじめる頃に、暑いからクーラーつけようかなというのがルーチンでした。
新聞にも、「熱帯夜」と見出しが出てたり。

そう思うと、今の子供はかわいそうですね。
朝からクーラーつけないと汗が噴き出てくるし、熱帯夜なんて当たり前だからもう記事にもならない。







脱線しましたが、朝の涼しいうちに問題集をやって、昼からは妹弟と庭で遊んで、チューペットを食べて…と、普通の小学生らしい夏休みでした。


しかしね、私はわかっていなかったのです。




お盆にもなると、親戚のおじさんなんかから、

「宿題終わった?」

と聞かれませんか?


私は、「終わった」とは答えられないのです。



終業式で先生はおっしゃいました。


「自分に必要だと思うことにとりくんで、まとめを提出してください。」


「これは宿題ではありませんから、決まりはありません。皆さんの思うようにしてください。」



つまり、私の宿題には、何ページから何ページまで、という範囲がない。

範囲のない宿題には終わりがありません。

夏休みの友なら、最後のページまで解けば終わり。


しかし、ノートに日付を書いて、問題集を解いていくのが私の決めた宿題。

つまり、たとえ、問題集をお盆の頃には一冊やりきっていたとしても、じゃあ今から8/31までは何もやらないで遊ぼうというわけにはいかないのです。

かくて、新しい問題集を買ってきてやることになります。


水が尽きないひしゃくとか、叩くたびビスケットが増えるポケットは嬉しいですが、
終わらない宿題
ほど恐ろしいものはありません。



頑張っても頑張っても終わらない宿題。
ほんまに嫌でした。


まあ、母の里帰りについておばあちゃんちに行ってる時なんかは量をセーブしてましたけど。

サボってて夏休みの友が終わってないいとこと一緒に「まだ宿題終わってないのか」などと親戚のおっさんに揶揄されるのが悔しかったわ。






なお、この他にも、暗黙の了解で、

毎日の絵日記

観察日記

工作か自由研究

は必須です。

次はこれらについて書いていきます。