ドラゴン桜、第1シーズンは見てなかったのに、2は最後まで見ました。


当初、全く興味はなくて、ハードディスクに自動録画されてたものを1.5倍速で流し見してたら、気になるようになり、最終回まで行ってしまいました。


自分の受験生時代を思い出して懐かしくなったのは、「仲間」「みんなで頑張る」という姿勢が鮮明に打ち出されていたこと。





私の高校は、結構な進学校でして。


1学年100人ちょっとしかいないのに、私のときは特に進学実績が良くて、京大に10人、国公立の医学部にも10人受かった(うちひとりは京大医学部なのでかぶっていますが)学年でした。

関東組だと東大、一橋や早稲田慶應に行った子たちも。

これら全て現役の話。

浪人した子を足すと、さらに人数が増えます。


マンモスな私立校と並ぶと、もちろん合格人数では勝てないけれど、1学年100人ちょっとしかいないことを考えると、割合としてはすごく高いですよね。


滑り止めには関関同立を受ける子もいましたが、合格しても蹴って浪人する子も少なくなかったです(関西には早慶レベルの私大が無いのでもったいないですね)。






そんな高校だと、みんなガリ勉で、さぞかし蹴落としあったりとか、殺伐としてるんでしょうと言われたりもしたのですが。




「受験は団体競技」


と口酸っぱく言われ続けた3年間でした。

みんなで勉強しようというスタイルです。



行事にも全力投球です。

終わったら必死でテスト勉強します。



部活も然り。

私は3年の10月の文化祭まで引退しませんでした。

クラブメイトの同級生も全員、引退は3年の10月に。



そのかわり、親を心配させないようにということで、誰からともなく言い出したことが、終わり時間を1時間早くして、最終下校時間まで空き教室でみんなで勉強しようということ。


文系、理系入り混じって、得意科目を教えあってました。

そうこうしてるうちに顧問がお前らそろそろ帰れよって呼びに来て。

日がたっぷり暮れた中を、しょーもないお笑いの話して帰ってました。

楽しい時間だったな。





ドラマでも言ってましたが、1人で勉強するより、仲間がいる方が、絶対強いと思います。

認め合って高め合える仲間の存在は、勉強においてもすごく大切。



うちの子供たちにもそんな出会いがあればいいなと思います。




ドラマを見ていて、もう戻ってこない幸せな時間を思い出しました。