あの東日本大震災から1年が経ちました。
改めて被害を受けた皆さまに心からのお見舞いと共に亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げます。
あの日から未だ時が止まってしまっている方も、前を向き歩み始めている方も、まだまだ胸の内は私には計り知れない不安や悲しみでいっぱいだと思います。
でもきっといろんな想いに折り合いをつけながら毎日を一生懸命生きているんですよね。
あの日、私自身も帰宅難民のひとりでした。家族や友達となかなか連絡も取れず、とても不安でとても恐くて寒くて心が折れそうな一夜を緊急避難所で過ごしたこと、今でも鮮明に憶えています。
緊急避難所の中で毛布の支給があり、その毛布に包まりながらどうにか寒さを凌いでいましたが、朝方まで一晩中何度も余震のサイレンが鳴り、その度に周りがざわめき、命の危機を何度も覚悟しました。
そんな中、飴ちゃんをくれたおばちゃんや、マスクを手渡してくれた女性との触れ合いがあり、心があったまる時間もありました。
もの凄い恐怖の中でも、こうした言葉、思いやり、触れ合いがあれば心が立ち上がれる!勇気が湧く!その大切さを改めて感じることが出来て小さな幸せをみつけた気がして嬉しかったな。
朝方電車の復旧を知り、急いで帰宅し家族の無事な顔に逢えた時には感謝の涙と共にみんなで抱き合い、こうして生きていられることの喜びや有難さを噛みしめました。あの日のことは決して忘れてはいけない!風化させてはいけない!と思います。
被災地の復興はとても力強く進んでいることも確かですが、その一方では瓦礫の受け入れ問題や原発の問題など、まだまだ色々な問題を抱えたままで現実にはまだまだ…時間がかかります。
一年経ち、二年経ち、少しづつ忘れ去られてゆくことがとても心配です!
私たちに今なにができるか?これから何ができるか?
今日は本当に感慨深く、今の自分のことも見つめ直す日になりました。
最後に月並みではありますが。
被災されたみなさん達は十分過ぎるくらい頑張ってるんだし、もう『頑張れ 』とか軽々しく言えないけど、みなさんが一日でも早く『顔晴れ(^O^)』る日が訪れることを心から願い応援しています
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