訪問介護をしていると、引きこもりとは違う形の8050問題にぶつかります。

介護保険利用の親と障害福祉利用の子の世帯。

これが意外と多いのです。

で、何故セットになるかは環境もありますが、やはり共依存で結ばれている事が多いんです。

一例として

30年前。
中学から難病発祥の子と、父を早くして亡くした母。母は、とにかく娘の為に仕事も家事も全部頑張って生きました。娘は何でもやってもらう事に慣れて体調不良・気分不調を訴えれば、母が全てやってくれました。母も若かった為、寝れば疲れも飛んでいきました。

現在。
娘は50歳。母は80歳。母は認知症診断の長谷川式も10点取れなくなってきました。掃除は腰が痛くて出来ません。調理の仕方は忘れてきています。薬も、その瞬間の気分で飲んだり飲まなかったり…。娘は、そんな母を見てもどう手伝って良いか分かりません。掃除は難病の症状が強く出てしまうし、調理は、やっていない分、何をどうして良いかが分からないのです。


母は娘を軸に生きてきました。
娘も母を頼りに生きてきました。


お互いを大切に思うあまり、依存しあってしまうのです。お互いの為と言うのが表向き。実際は自分を守る為です。自身の精神を安定させる為に、相手に執着してしまうので、この関係を継続させるべきか、違う形に変えるかを包括・ケアマネを中心に悩んだりします。


介護と障害の8050問題、制度が微妙に違う事も地味にヘルパーに影響したりしていますが、まぁ、それは時間のある時で…


本当に人って奥が深いですね…。