今日のテーマは色々な入力です

セルに入力するものとしては、
① 文字
② 日付
③ 数字
④ 数式
があります。
早速、Subプロシージャに登場してきた文を入れて、それぞれ試してみましょう。
Subプロシージャは、皆さんももう何度か使ってるこの子のことです。↓
Sub 入力()
~
End Sub
① 文字
文字列として扱うものは“”(ダブルクォーテーション)で囲みます。
Cells(1,1)=”プリン”
文字同士をくっつけるときはこんな風に書きます。
Cells(2,1)="プ” & “リン”
Cells(2,2)="プ” + “リン”
または、
Cells(3,1)="プ"
Cells(3,2)="リン”
Cells(3,3)=Cells(3,1) & Cells(3,2)
こんな感じにもできます。
② 日付
日付も“”で囲みます。
入力の仕方によって、 表示形式も変わりますので色々試してみてください。
Cells(1,3)="2022/6/22"
Cells(2,3)="6月22日”
③ 数字
では、数字はどうでしょう?
四則演算してみましょう。
Cells(4,1)=5
Cells(5,1)=5+2 ’足し算
Cells(6,1)=10-1 ’引き算
Cells(7,1)=3*4 ’掛け算
Cells(8,1)=10/2 ’割り算
次に、文字列として数字を扱うときはどうすればよいでしょうか?
Cells(9,1)="5"+"2"
Cells(5,1) も5と2を足してますが、 今回は“”で囲んで文字列として扱っているので違う結果「52」になりました。
④ 数式
最後に、 色々な数式を入力してみましょう。
数式も””で囲みます。
Cells(10,1)= "=5+2"
Cells(11,1)= "=A4+A5"
Cells(12,1)= "=sum(A6:A8)”
数式の中で記号として“” を使いたい時は
Cells(13,1)= "=countif(A1:A12,""プリン"")"
というように二重にします。
ちなみに、ワークシート関数も使えます。
Cells(14,1)=WorksheetFunction.Countif(Range("A1:A12"), "プリン")
ワークシート関数でも、中にはVBAで使えないものもありますので、 調べて使ってみましょう。
この機能も便利ですが、 セルには結果の数値だけが残るので、 他の方とエクセルを共有する際には数式が残るようにした方が親切かもしれません。
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例題
B列の計算方法で、C~E列を計算した結果をF列に入力してみましょう。
結果の値だけを入力するのでもいいですし、数式を入力するのもありです。
また、結果の値だけを入力する場合、コードにセルの値そのものを使うのか、セルの場所を使うのかでも書き方が違ってきます。
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回答例 (Sub~End Subは省略)
①
Range("F2") = "東" & "京" & "都"
Cells(2,6) = Cells(2,3) & Cells(2,4) & Cells(2,5)
Cells(2,6) = ”=C2&D2&E2”
②
Range("F3") = 3 + 4 + 5
Cells(3,6) = Cells(3,3) + Cells(3,4) + Cells(3,5)
Cells(3,6) = "=C3+D3+E3"
③
Range("F4") = 10 * 3 * 6
Range("F4") = Range("C4") * Range("D4") * Range("E4")
Cells(4,6) = "=C4*D4*E4"
④
Cells(5,6) = WorksheetFunction.Sum(Range(Cells(5,3),Cells(5,5)))
Range("F5") = "=sum(C5:E5)"
⑤
Range("F6") = WorksheetFunction.Average(Range("C6:E6"))
Cells(6,6) = "=average(C6:E6)"
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いつも仕事後労わってくれるプリン君です
