誰も気付かないところで、少しずつ壊れていくもの

環境、社会、人の心 色々ある

これらは一度「壊れる」方向の軌道に乗ると、なかなか止まらない

というより、元には戻らない

壊れる前を思い出すことすら難しくなり

やがて全く別の、似て非なる、とにかく、新しい状態を目指さねばならない

 

この場合難しいのは、いかにしてその異変、兆候に気付くか 気付けるか

そして難しいというより、これに気付くのは至難の業

そもそも第六感の類が働かないと不可能なレベルでその変化は小さいもので

気付けるほどになる頃にはもうとっくに随分変貌を遂げている

 

 

人の心に関しては、その人が身を置いている環境や状況

様々なものが作用して変化していく

愛情、というものはとりわけ厄介で

ストレートに表現できる人もいれば、

最初から少し捻じれた回路になっている人もいる

インプットとアウトプットの分量に差があるというのもよくないだろう

でも、人によって感じ方や捉え方が違うように、

足る・足りないに関しても、自分のものさしと相手のものさしの両方ではからなければならない

HSPの私にとって、2つのものさしで瞬時にバランスを見ることについて、

難易度としてはそれほど高くない

ただしそこから自分の気持ちを調整していくのは至難の業

わかる、とできる、の大きな差がここで生じる

これは厄介で、どうすればいいか方法がわかっていても、

気持ちを都合よく調整するとなると途端に難易度が跳ね上がる

 

日々思う

もっと気楽に生きたい

もっと鈍感力を身につけたい

そうしたらもっと人生楽しめるだろうに、と

 

そして思う

気付いてしまうがために求めてしまう強欲さ

相手にも同レベルで情報処理をしてほしい

こういった自己中心的な欲のせいで、結局自分で自分の首を絞めていると

 

いつも通り悶々と頭の中だけで考えていると気が狂いそうになるから

たまには書き出してみる

もともとそんなに大きなキャパはないのだから、

少しずつ書き出し掃き出し吐き出ししていかないと

自分の中のデリケートな部分が手を付けられないほど敏感になって

どんどん持て余してしまう存在になってしまうことを、知っているから