(ウレぴあ総研)
お金の「そうなんだ!」「本当?」といったいろんな知識をファイナンシャル?プランナーのヤマサキさんが紹介します。今回は「1万円で1600社の株を買う方法」について。株価も上がり始めた今こそ、投資デビューしてみませんか?
■株高の今こそ投資家デビュー!
株価がぐんぐん上がっています。2012年11月13日の終値ベースで日経平均株価は8661円でしたが、その後上昇を続け、執筆時点では10600~10800円あたりを推移しています。これは2カ月で22%以上の上昇です。簡単にいえば、ちょっと前に100万円分株を持っていれば、今では122万円まで増えていたということで、投資をしていれば大卒初任給1月分くらいを手にしたことになります。
株価が下がっているときは、本当は安値で買い込むチャンスなので、投資をオススメしたいのですがなかなか勇気が出ないと思います。「もっと下がるかも」と思うでしょうから仕方がありません。
その意味では、株価が上がっているときは投資をスタートさせるいいチャンスです。「うまくいけばお金が増やせる」という気持ちは大事にして投資にチャレンジしてみて欲しいものです(証券口座を作る方法は、記事「お金を上手に増やすなら!いまや社会人の必須アイテム「証券口座」を解説」 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/10076 ] 」を参考にしてください)。
とはいえ、素人がいきなり投資の世界に入って失敗しては困ります。もしかすると株価の上昇はここで一度ストップしてしまうかもしれませんし、少し下がることもありえます。そこで、初めての投資に向いている商品とその投資方法をお教えしたいと思います。
■個別の株はなかなか難しい
投資を行う場合、誰でも「株」を思い浮かべることでしょう。しかし、初心者がいきなり株式投資することはあまりオススメできません。なぜなら初心者ほど避けるべきは「一点勝負」だからです。
有望な会社に集中したほうが早く大きく儲かるような気がしますが、そもそも上昇の余地がある有望な会社を見つけることができるでしょうか? セブンイレブンやヤフーを上場当初から買っておけば大金持ちになっていたはず、と言われても、数十年前にそのすごさに気がつくことができたかは疑問です。たぶん、その成長性に気がつかなかったことでしょう。
個別の株で勝負する、ということは値動きがかなり激しくなる、ということです。201 Beats by Dr.Dre専門店 -ステファンカリー バッシュ 年12月の場合、一番上がった日本株は2.9倍(290%!)である一方、一番下がった株は-40%でした。わずか1月でもこれだけ動く株の中から「いい株」を選んでいくことは簡単ではないわけです。
投資初心者の場合「大もうけのチャンス」を追求するだけでなく「大きく損してしまう危険性」を回避することのほうが重要です。その有力な方法は、「複数の株を同時に持つ」ということで、1社だけでなく、2社、3社とたくさん株を持っておけば、1つの会社の下落があっても平均すればインパクトが薄れてきます。
しかし、ソニーとトヨタ自動車とイオンにソフトバンクと4社の株を買うだけでもとてつもない金額が必要です(ちなみに700万円でようやく買えるくらいです)。何かいい方法はないものでしょうか。
■1万円から1600社の株を買う方法がある!
実は手っ取り早く、1万円程度でたくさんの会社の株を買う方法があります。それは「投資信託」という仕組みです。投資信託とは個人の小口のお金をたくさん集めて、投資信託会社に勤めるファンドマネージャーが売買をする仕組みです。
個人が東京証券取引所の一部上場企業約1600社を同時に投資するのはほぼ不可能です。しかし投資信託のうち、日本の株式に投資する商品を選べば、これとほぼ同様の投資を実現することができます(例えば、ベンチマークをTOPIXとしたインデックスファンドと呼ばれるものを選ぶ)。
日経平均やTOPIXといった日本の株価水準を示す指標がありますが、これに連動する運用を行う投資信託があり、これを買うことで「日本の株価が10%上がれば、自分の投資信託も10%値上がりする」という運用を簡単に行うことができます。細かい売買は一切不要で、最初に買って持ち続けるだけでいいのです。
投資信託はバラエティの豊富さも持ち味です。世界の株式に投資をしたければそうした投資信託があります。世界中の株を1万円で買えるなんて驚きです。ブラジルやインドのような成長国にのみ投資する投資信託も選べます。あるいは「日本株でも日本の優れた会社にだけ投資をしたい」と思うのでしたら、そうした運用方針を掲げる投資信託も販売されています(ただし値動きが平均に勝てるかどうかは保証されません)。
■投資信託の買い方と注意点
投資信託は一口が1万円前後に設定されており(1円単位で好きな金額を指定できる場合も多い)、個人が手軽に購入できるリスク商品としてとても魅力的です。ただし注意点もいくつかあります。
投資信託は元本が保証されているわけではありません。投資信託が投資する対象の値動き(株価の下落等)によってマイナスになる可能性があります。プロに運用を頼んだとしても、世の中の株価が下がっているときは投資信託の価値も下がります。無理のない投資金額からスタートしてください。
また、具体的な売買等の運用を任せたコストとして手数料がかかります。販売時に払うもの(別途払う)、運用期間中に払うもの(内枠で引かれる)、解約時に払うもの(手数料および運用益にかかる税金)があります。手数料そのものは、自分で車検に出す代わりにディーラーに頼めばお金がかかるようなもので、かかることは仕方がありません。ただし安くてすむなら安いほうがいいはずです。手数料が高い投資信託がいい成績を生むという関係はほとんどないので、ユニクロ感覚で低い手数料で質のいい投資信託を探してみてください。
購入先については銀行、生損保、証券会社等の窓口で取り扱われています。最近ではネット証券のほうが商品数が豊富で、手数料も安い傾向にあります。ネットを検索してみるといいでしょう。
証券会社の口座を持っておけば、その後、株をやりたいときもスムーズに取引を広げられます。証券口座の作り方のコラム(「お金を上手に増やすなら!いまや社会人の必須アイテム「証券口座」を解説」 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/10076 ])も読んで、ぜひ投資にチャレンジしてみてください。
今年こそ、投資信託で「投資デビュー」してみませんか?
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