サ○ヤ人絶滅してなかった編 -601ページ目

第14話■交戦■


シャアと対峙するペジータ



周りではみきちー・みっちー・ガーデスがその部下達と戦闘を始めている。



ガ:一体・・・何が理由なのだ? バキッ



みきちー:この村には手出しさせないんだから!! バカッ



みっちー:村人も・・・守る!! ドカッ




ペ:貴様・・・一体何者だ!?


シ:ふふ・・・それは、闘いながら教えてやろう



再び二人はぶつかり合う。拳を出せば拳が、足を出せば足が、衝撃音と共に交差する。



ペ:(く・・・普通の人間にこんな力が出せるハズがない・・・なのに、何故!?)


シ:くくく・・・不思議そうな顔をしているな



ガスッ!!



ペ:まさか貴様もサイヤ人!?・・・いやしかし・・・


シ:ふふ・・・面白い事を言う・・・



バキッ!!!



シャアの拳がペジータの頬にヒットし、後ろにのけぞるペジータだったがすぐに体勢を立て直す。



ペ:ぐ・・・


シ:どうした、サイヤ人!!貴様の力はこんなものなのか?この私をがっかりさせないでくれ!!



ペ:・・・ぺっ!!



口に溜まった血を吐きだすペジータ



ペ:どうやらただの人間では無いらしいな・・・


シ:悟ったようだな・・・



シャアが大地を蹴り、一気にペジータとの距離を詰める。そして顔面めがけて拳を振りおろす!!

が、ペジータは瞬時に反応しそれを避けると同時に裏拳をシャアの顔面に繰り出す!!



シ:・・・!! くっ・・・



反応は出来たものの、ガードしてその場を凌ぐシャア



ペ:いいだろう・・・何者か知らんが全力で貴様を潰す!!


シ:・・・ほぉ・・・それは有難い。




今度はペジータが大地を蹴りシャアとの距離を詰める。スピードを重視した拳・蹴りを次々に繰り出すペジータ。



シ:!!



反応は出来ても反撃を与える隙がなくガードで防ぐので手一杯のシャア。




<ガガ・・・バシバシバシッ・・・




と、体勢を崩したシャアのミゾオチにペジータのボディーブローがヒット!!



シ:ぐふっ・・・




ペ:ふん・・・早いだけの突きなどいくらでも打てるさ。


シ:おのれ~・・・!!




その時周りを伺ったシャア。部下の人数がだいぶ減っている事に気付く。



シ:チィ・・・



状況が思わしくない方向に進み不満げに舌打ちをし、そして・・・構えを解く



シ:今日のところは一旦引き上げるとするか・・・


ペ:逃がさんぞ!!



シャアの体を掴もうとしたその手をとてつもない力ではじき返された。



<バシィッ!!



ペ:く・・・


シ:ひとまず勝負はおあずけだな・・・サイヤ人。




<ピー!!



指に口を当て、口笛を鳴らすシャア。


すると、上空から翼を羽ばたかせ降りてくる大きい影



周りで部下達の相手をしていたみきちーらもそれに気付く。



みっちー:あれは・・・リオレウス!!


ガ:人間がモンスターを呼ぶだと!?




部下:ボス!!引き上げで?


シ:あぁ・・・今日のところは一旦引き上げる!!



部下:やられた者達はどうすれば・・・?


シ:そのままで構わん!!



部下:しかし・・・このままだと、我々の事がバレて・・・


シ:ふふ・・・どうせ起きたところで記憶は残っていない



そしてリオレウスが地面に着地しない間にシャアは背中に飛び乗る



シャアはペジータを睨み話しかけた



シ:お前に一つだけ言っておこう


ペ:む・・・?



シ:私はサイヤ人ではないが、ある戦闘種族の血を引いている。こう言えば分かるかな?ふふ・・・


ペ:な・・・!?



みきちー:え?それってどういう・・・?


みっちー:サイヤ人じゃないのに・・・戦闘種族?


ガ:ペジータ!!戦闘種族はサイヤ人だけでは無かったのか?




ぺ:貴様・・・“夜兎族”か!!



シ:ふふふ・・・ご明答



ペ:やはり・・・



と、言いながらペジータは下をうつむいた時にシャアに分からないようにガーデスに目で合図を送る。それに気付いたガーデスはポーチの中に手を入れある物を掴んだ。



シ:今日は引き上げるが諦めた訳では無い!!次に来た時、この村を頂く!!覚悟しておくことだ。



シャアの会話の最中に動ける部下達はすでにその場を去っていた。残ったのは気を失った者達。



シ:ではまた会おう!!サイヤ人!!



その瞬間シャアを乗せたリオレウスは上空に羽ばたこうとしたが、



ペ:ガーデス!!今だ!!


ガ:ああ!!



そう言ってガーデスはある物をシャアに投げつけた。



<ペシャーン



シ:く・・・これは!?



みきちー&みっちー:くさっ!!(;゚;Д;゚;)(;゚;Д;゚;)




周りに強烈な臭いが漂う





ぺ:ふふ、油断したな、シャア!!レウスの上では素早く動けまい。



シ:チィッ!!こしゃくな真似を・・・



シャアを乗せたリオレウスは飛ぶ力を弱め、地面に降りようとした。




シ:レウス!!いいからこのまま飛ぶんだ!!



それでも飛ぼうとしないレウスはシャアの方向を向いた。




シ:私の言う事が聞けんのか!?




その一言で再びレウスは羽ばたき始め、そのまま飛んで行った。




みきちー:ぷはー!!・・・ねーねーガーデス。何投げたの?


ガ:あぁ、あれはぺげたが調合したこやし玉さ。



みっちー:こやし玉?それにしても臭いが・・・


ペ:ぺげたの作るこやし玉は調合配分が滅茶苦茶でな。1度付着すると1週間は臭いが取れないんだ。



ガ:つまり、ヤツが近づけば臭いで判断出切るという事・・・ふふ、考えたなペジータ


ペ:この間にヤツを討つ策を練らんとな



みきちー:ねーねー、ぺさん。ところで“夜兎族”・・・って?


ペ:あぁ・・・その事なら明日話す。今は残ったあいつの部下達を起こして色々聞く必要があるからな



部下:ぅう~ん・・・・



ぺ:ちょうど意識が戻ったようだ・・・おい!!


部下:ん?ここは・・・?



みきちー:何言ってんの!!あんた達が攻めて来た村でしょ!!(゚Д゚)


部下:攻めて・・・?何を言ってる?オレは確かロックラックで・・・



みっちー:まさか・・・


ガ:今までの事覚えてないのか?



そう言っている間に次々と部下達が意識を取り戻し不思議そうに周りを確認している。



部下:・・・確かロックラックで一人の男と目が合ったんだ・・・それから・・・・


みきちー:そ・れ・か・ら?(゚Д゚)



部下:分からない・・・ここに・・・いる



ペ:ふむ・・・一種の“催眠”というヤツかな?


ガ:・・・かもしれんな

みきちー:それじゃあ・・・聞いても仕方ないか~



ペ:しかし・・・


ガ:一体どうやって・・・?




それからしばらくして村の外に避難していた村人達が、もう安心と判断し徐々に村に戻ってきた。もちろん村長も。



ペジータは村長に事情を話し、監視の意味で部下達を1夜泊まらせる事を提案。

大した被害も無かった事から村長はこれを承諾。




みきちー:でもさー・・・この人数・・・いっぱいいっぱいじゃない?(゚Д゚≡゚Д゚)


村:なに・・・一晩だけならなんとでもなるじゃろい


みっちー:じゃあ自分も今晩はこの村にお世話になっちゃいますね☆


みきちー:あ!あたしも~





状況を説明された元部下達も断る者なく一晩この村で過ごす事を了承。




ペジータ・ガーデスは自室に戻り


他の者は広場で一夜を過ごす





そして夜が明ける・・・








第14話■交戦 完■