このお話の続きです。



長男くんは、無類のトンネル滑り台好きで、特に螺旋状の滑り台が大好きです。

遊びに行った施設にも赤い螺旋状のトンネル滑り台があり、長男くんにドンピシャでした目がハート


滑る場所はアスレチック遊具の一番高い位置にありましたが、色々なアスレチックをクリアし、なんとか目的の場所に!

そして、初めての滑り台を目の前に緊張したのか?長男くんが一緒に滑ることを提案してきました。

『1人でも大丈夫よ〜にっこり』なんて言いながらも一緒に滑ることに。


私の膝に長男くんを座らせ『出発ーニコニコ!』なんて機嫌良く滑ろうとして『あれ?滑り台の中ってこんなに暗かったっけ?』と思ったのも束の間…


身体中の至るところを打ちながら物凄いスピードで滑り降りました。そう、気分はもはや縁日のスマートボール(カンッカンカンカンッ)。




滑ってる時間は一瞬なのに、早く終わって欲しい恐怖から永遠のように感じる下降…

長男くんを守るため運動音痴の私が無意識にかざした手の平と中指は摩擦で抉れ、その努力も虚しく長男くんのおでこにはたんこぶができてしまいました。


泣いていた長男くんを宥め終え、痛みと摩擦熱でじんじんする指に絆創膏をと思い、長男くんお気に入りの黄色いキャラクターの絆創膏を貼りました。



…もうね、ぺらっぺらすぐ剥がれ、私の傷にはもはや効果なし

肌色の絆創膏がめちゃくちゃ恋しくなった瞬間でした。

(キャラ物の絆創膏って機能性ほほぼゼロですよねオエー)


その様子を見ていた義母が『私の友達や子供達もあの滑り台の被害にあっているわ』と一言。

…もう少し早く知りたかった、その情報ーオエー



(改めて見たら結構鋭角ぅ…)


その後、暗黙の了解かの如く長男くんがこの滑り台について触れることはなく、他の遊具で楽しく遊びました。


※カバー画像は、傷の痛みから癒やしてくれた人生初のショコラショー(ホットチョコレート)です。甘かった