前回の続きです。

 

前回は、人が学ぶ理由、主要5教科の成績だけを見て子どもの能力や頑張りを評価するのは正しくない、というお話をさせて頂きました。

 

今回は、ゲームやマンガを取り上げてはいけないもう一つの理由についてです。

 

結論としては、体育や音楽、美術などと同じように、ゲームやマンガの世界に関して、お子さんが素晴らしい才能を秘めている可能性があるから、です。

お子さんからそれらを取り上げてしまうと、秘められた才能に気づかずに終わってしまう危険があるからです。

 

前回記載させて頂いたように、「主要5教科ができる=頭が良い」という公式が正しいわけではないのです。

 

音楽の才能を有し歌手になる人、サッカーが得意でプロサッカー選手になる人、絵の才能に満ちていて漫画家になる人。

皆、自分をよく知り、自分の才能を活かして社会に貢献する「頭の良い人」なのです。

自分の可能性を模索する上で、ゲームやマンガも大切な「教科」の一つなのです。

 

ですので、主要5教科の点数ばかりを見て、子どもたちからゲームやマンガを取り上げるのは、子どもの可能性を狭める結果となってしまいますので、むやみに取り上げたりせず、一緒に楽しむくらいの余裕を持って接してあげることが大切なのです。

 

ということで、今回はここまでとさせて頂きます。

次回から、頭の良い子に育てるポイント4「習い事をさせすぎてはいけない!」、これと密接に関係しているポイント5「親が子どもと接する時間を適切に保つ」をあわせてお伝えしていきたいと思います!