春の月

今夜は満月

Blue Moon

蒼き燐光が

やさしく照らす

見ると良いことがあるそうな

教えてくれた友達も

同じ月を見上げ

なにかを祈っているんだろうか




ふと、

寂しさや孤独を感じる時は、

小さな音が聴こえるんだ。

いや、無音かもしれない…。

まわりに人がいるのに、

ス…、と世界が遠ざかって、

僕は、ふいに独りになる。

不安のような、安心のような…。

何かを、あきらめないといけないような気持ちになる。



夢みた幸福も、

仲間や愛する人達とのつながりも、


生きることさえも。





ここ数ヶ月、

友達に会っていない。


新しい技術の習得のために、

仕事の後も、休みの日も、

終電まで特訓だ。

指も腕も、折れそうだ。

眠りたい。


ココロもカラダも磨り減って、

ワタシはエネルギーのかたまりとなる。



なにもかもが、遠くに感じる。


ふと、

桜が、つぼみをほころばせているのに気が付いた。

嗚呼、もう春だったのか。


友達に会いたいと思った。