今振り返っても不思議なのです。
-何故、自分が狙われたのか-
自分で言うのもなんですが、
当時の私はショートカットの髪もボサボサで、スカート丈だって膝が少し見えるくらいの長さで、
黒ブチのメガネをかけていてパッと見てもよくわかる、地味目の高校生でした。
容姿だって決していい方ではなかったですし…。
しいていえばボーっとしている性格がスキだらけと見られたのでしょうか。
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朝の電車内で起きた一件で私は軽いパニックをおこしていました。
何とか学校に登校し、友人の顔をみたら
改めての恐怖感とかもう大丈夫だという安心感とか
そういう感情がごちゃ混ぜになって再び泣き出してしまいました。
友人は私に何が起こったのかよくわからず、ただひたすら泣いている私を一生懸命慰めてくれました。
ある程度泣き続けると精神的にも落ち着いたのか、今度は自分の身に降りかかった出来事を友人に話していました。
-悩んでいることがあったら誰かに話すと楽になる-
多分、そんなことを思って話したんだと思います。
友人もとても心配してそして一緒に怒ってくれました。
そんなやりとりに私はとても救われました。
高校3年の1月というと、推薦で進路が決まった生徒はアルバイトを始めたり部活のOBとして最後の思い出作りをしたりしてました。
10月頃に推薦入試で進路が決まった私も部活に顔を出していました。
1月の下旬には部活の発表会もあったので私もその練習に参加していたのですが…
この日ばかりは夕方遅くまで残るのを躊躇いました。
帰宅ラッシュの時間とかち合ったらまた同じような目に遭うんじゃないか。
そんなことを考えていたら、私の身を案じてくれた友人が同じ方面のクラスメイトを私と一緒に帰るように説得してくれたのです。
……まぁ、そのクラスメイトは元彼だったんですけどね。ハハハ(;^_^A
そんな頼もしい(?)クラスメイトと一緒に帰ったおかげかその日の帰りは無事に帰ることができました。
後日談ですが、帰りを待ってくれた元彼くんのこの行動が他のクラスメイトや部活の後輩から高く評価されでいました。
(イヤイヤ待ってたのにね(苦笑)
)
そんな友人に励まされた私は、こんな被害に遭うのも今日限りだろうと少しだけ明るい気持ちになれたのです。
……ただ、これがこの後に起こるほんの始まりだとは知る由もありませんでした。
-つづく-
