ウイルスが世界中に蔓延し人々が死んで行くバイオハザード式のゾンビ系。
この小説の面白い所は体験談のインタビュー形式になっていて、 所謂人の心理ストーリーを追う小説ではない。
人々はウイルスを狂犬病だと思い込み、 その薬が飛ぶように売れる。
薬屋も政府も、それが狂犬病ではないと知っているのに、
"みんなが、狂犬病の薬を欲しがるから売っていた。嘘はついてない。"
っと、そのシーンで薬屋がインタビューに答えていた。
欲しいと思う物を買うという行為は、
裏を返せば、不安に駆られているから買っている。
恐怖や不安を鎮静してくれるものが売れるってこと。
化粧品ジャーニー
うちも同じく完全に駆られてる。
それを買わないと自分の人生が台無しになると思ってる。
売る側も嘘は言ってないが、効くかどうか保証はしてはくれない。
その場で根を張れず、つまらん化粧品を買い漁らんといけん姿は、定住する場所を見出せない、漂流者か難民にしかみえない。
難民なってる事に早く気付くこと。
だけど、これで解決するんだっけ?
![$Pの足らん系日記](https://stat.ameba.jp/user_images/20110916/00/peewee29/2a/a6/j/t02200293_0400053311485653680.jpg?caw=800)