ご訪問ありがとうございます。

 

 

わたしには決定的な欠陥があります。

 

 

その1はこちら。

 

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その2は、こちら。

 

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わたしは、

 

息子と外出し、家に帰ってきた瞬間に

誰とも交流できない病気を患っております。

 

 

「その1」では、

寝起きに誰とも交流ができない病気のことを書きましたが

 

外出し帰宅した後も同じように

人と交流ができないのです。

 

 

ひとりで外出した場合は、

帰宅した瞬間もひとりなので

 

誰とも交流する必要がないため

自動的にこの病気は発症しません。

 

 

 

息子がわたしの話を理解できるようになった頃、

 

息子に正直に告白してみました。

 

 

P「わたしは、お出かけして家に帰ったとき

しばらくの間、人と話すことが苦手なので

話しかけないで欲しい。

その間、落ち着くまで待っていて欲しい。」と。

 

 

息子は、

「わかった〜♪」と言ってくれましたけど

 

やはり、子どもです。

 

あれこれと話しかけてくる日々が続きました。

 

その度に、

 

P「ごめん。ちょっとの間、ひとりの世界に入らせて欲しい。」

 

とお願いしていました。

 

 

 

 

 

なんと!!

 

 

この前の春休み中、

 

お出かけして帰宅するたびに息子が

 

 

「ぴ〜ちゃんが防護服、脱ぎまぁ〜す♪」

 

と言うようになったんです。

 

 

 

 

 

防護服.......

 

こんな感じでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

そして、

防護服を脱いだ母親をしばらく放っておいてくれるようになったんです。

 

 

 

なんということでしょう。

 

なんて有り難い同居人でしょうか。

 

 

 

 

 

わたしは息子との外出中、

 

防護服を着ているくらいに外からの刺激を

必死に遮断し、

 

必死に必死に自分を守っているのだと思います。

 

というか、自分と息子を守っているのだと思います。

 

 

なぜなら、

 

自分ひとりの外出中や、誰か大人と一緒の外出の場合、

 

わたしは、

この必死な防護服を一切着用していないと感じるからなのです。

 

 

息子とふたりだけで外出する時のみ

 

わたしは防護服を着用している。

 

 

 

 

 

意味わからんのですけど、そうなのです。

 

 

いや......嘘言いましたよね。

 

 

 

息子の学校関係で学校へ行かねばならない時にも

この防護服を着用していました。

 

 

わたしは、今までそれを

 

『結界』と呼んでいました。

 

 

でも息子は、

わたしの様子を見てそれを「防護服」と言いました。

 

 

まさにその通りだと思いました。

 

 

 

 

 

ーーー家に帰った瞬間、

 

この息苦しい防護服を

すっぱーーーーーーん!!と脱げるのですから

 

しばらくの間、ひとりの世界に入っておきたいのです。

 

開放感をひとりで味わいたいのです。

 

 

そのことを理解してくれた息子は、

 

帰宅してからある程度の時間、

息子は息子で自分の世界へ入ってくれるようになりました。

 

 

 

でもですよ!!

 

 

 

「今日は、戻ってくるまで15分だったよ。」

「今日は、早く戻ってきたね。」

「今日は、ずいぶん時間かかったね〜」と、

 

 

 

 

な、な、なんと!!

 

 

わたしが通常営業できるまでの

戻り時間を計るようになってしまったんですw

 

 

 

別にいいんですけど。

 

 

 

 

 

ーーーー

 

知人のお友達の息子さんが今春、小学一年生になったそうです。

 

 

その息子さんが帰宅後、

大層荒れているというお話を聞きました。

 

「どうしたらよいだろう、ダイヤはどうだった??」

と相談されたのですけど、

 

我が息子、

荒れた記憶がないんです。

 

 

 

 

わたしは、知人に

 

わたしの防護服のお話をしてみました。

 

 

彼はきっと、

小学校に防護服を着て登校している。

 

 

家に帰ってきてやっと!!重〜い防護服を脱ぐことができたはずだ。

 

 

脱いだ瞬間、とっても開放感に溢れているけれど

疲労感がやたらとハンパない。

本音は、誰にも話しかけられたくない。。。

 

 

 

 

だからわたしは、

 

子どもが自ら話してくるまで温かく見守ってみたらどうだろう

と、提案してみた。

 

 

もちろん、

「おかえり♡」という挨拶でお迎えするけれど。

 

 

 

帰宅してきた子どもに

何も聞かない、何も話しかけない。

 

「学校どうだった?楽しかった?」

と聞きたいのは山々だが

グーーーーっと堪えてみる。

 

 

ただカラダに触れるだけ。よしよしなでなで。

 

カラダに触れられることさえも

全面的に拒否するお子様もいらっしゃると思う。

 

 

だから、落ち着くまで待つ。

 

 

 

ちーちゃいカラダに重〜いランドセル。

そして重〜い防護服。

 

それを脱いで解放され

 

家に馴染むまで

時間がかかるのは当たり前だと思います。

 

しかもまだ小学一年生。

 

初老であるわたしがまだそんな状態なんですからね。

 

ちなみに、

タクシーで帰ってきたり、友人の車で帰ってくるときには

わたしは、防護服を着用していないみたいです。(どんだけ)

 

 

 

 

程度は違えども

皆それぞれ防護服を着用していると思います。

 

 

それは、他人がどうこういうものではなく

 

あくまでも、

自分自身を護っている。

 

自分自身を大切に思っているからこそだと思います。

 

 

素晴らしいことだとわたしは思います。

 

 

今日は以上です。

 

ありがとうございました。