子どもが出来てから、

また、スキーを体験させてあげたいと思うようになって、

大学卒業と共に足を洗っていたスキーを

10年振りくらいに始めた。

と言っても、お正月のみ、年に1回。

 

ところが、

年に1回だけでは、

「楽しい!」と思える前に終わってしまう。

 

そこで、

今年こそは2回行くぞ!

と決めていた。

 

そして念願の2日目。

 

子どもも勿論楽しんでいた。

 

ただひたすら滑るだけなのに、

2日間やっても飽きないってすごい遊びだな〜と思った。

 

遊園地やキャンプなど、

同じことを2日間やり続けるって難しい。

 

でも、スキーって自分の身体を使って、

自分の技術と向き合い、

そして、大自然の景色と空気の中で、

スピードを出して風を切る。

 

やっぱり最高に気持ちがいい。

 

 

何よりも、

私が、最高に楽しかった!!

 

2日目ともなると、

身体が追いついてきて、

感覚も思い出してきて、

筋肉とスピードを操ったりして最高に楽しい。

 

 

リフトに乗っている時に、

また昔の感覚を思い出した。

いろんな事を考えて、

進路にも迷ったり、自分の想いと向き合ったりするリフトの時間だった。

 

そして、ふと、

なぜ、父親が一生懸命、スキー場に足を運んでいたのか、

聞ける時にちゃんと聞こうと思った。

 

聞いたら、

祖母のお父様が岐阜県に一番最初にスキー場を作った人の1人。

祖父がスキー教程を最初に作った人。

祖父は、一番最初のスキー場のポスターを作った人で、

それが、未だに家にあるとのこと。

 

私が実際に同じ時間を過ごしたことのあるのは、

祖父だけだけど、

私のDNAには、

色んな歴史が刻まれているんだなと思った。

 

 

たっくさんのおじいちゃんおばあちゃんの

そのまたおじいちゃんのおばあちゃんたちの血が繋がって今入っているわけで、

そう思ったら、

私の中には、まだまだたっくさんの可能性が秘められていて、

その可能性を信じることは、

見たこともないおじいちゃんやおばあちゃんたちを

敬うことなんだなって思った。

 

 

そして、

スキーをして喜んでいる細胞は、

私だけの細胞ではないのかもしれないと思ったら

面白いな〜と思った。

 

私がワクワクすることは、

過去のだれかの細胞が

喜んでいるのかもしれない!

 

 

たくさんの祖父母の歴史が残っていたら面白いのにな〜。

 

でも、今回は、曾祖父母のことまで思いを馳せることが出来て

なんか嬉しかった。

 

今ある自分は、

決して自分1人でそこにいるわけではないんだなって。

 

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愛を込めて

ピーラー・ピロコドキドキ