Footprints on the Earth

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私、PEDONEの旅行記です。

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本当は今年は日本でおとなしくしている予定だったのですが、

ちょっとした臨時収入を得たおかげで、旅行の虫がウズウズし出し、

会社で、回ってきた夏休みの予定表を見たら、もう行く気満々になっていました。


本当はヨーロッパ、イタリアとクロアチアに行きたかったのですが、

チケットの予約に出遅れたため、安いチケットは軒並み売り切れ。

急遽、オーストラリアに行くことに決めたのでした。


そのチケットの取り方もかなり行き当たりばったりで、

とりあえず成田→ゴールドコースト間の安いチケットがあったのでそれを押さえ、

オーストラリアだったら一番行きたいのはエアーズロックだ!と、

ゴールドコースト-アリススプリングスのチケットを別途押さえ・・・。

なんて、バカな予約の仕方をしてたら、最終的に結構な金額が出て行くことになってしまったのでした。


こんな行き当たりばったりな旅行はもうしない!

・・・けど、もう、今回はここまで行き当たりばったりだったし、

行き当たりばったりを楽しもう!と開き直り、

未だかつてないほどギリギリになって荷造りをして出発したのでした。


成田空港に到着したのは18:00過ぎ。

今回は初のLCC、ジェットスターを利用。

とはいえ、予約時に機内食も毛布もお願いしていたので、

サービス内容は普通の航空会社と変わりありませんでしたが。


ちなみに、機内食は、米系航空会社以上欧州系航空会社未満な感じ。

(日系航空会社は乗ったことがないので比較できません。あしからず)

1000円以上払ってまで食べたいものではないな、と学習しました。


毛布も、自分で用意すればその分お金が浮くので、

次に利用する機会があったら、節約しようと思います。

6月29日のつづき

パリ到着はほぼ定刻の17:30ごろ。
そして、日本への乗り継ぎ便は23:30。
持って行った本はほとんど読み終わってるし、
ブランド物を買う趣味もないし、さあ、どうする6時間。


そういや、ワールドカップで日本戦やってたんだよね。
と、飛行機からターミナルへ向かうバスの中で
携帯からニュースをチェックすると、延長戦に突入しているらしい。

普段は大してサッカーに興味ないくせに、こんなときだけなんだか妙に気になって、
どこかで試合を見られないかターミナル内をウロウロ。


フランスが負けちゃってるせいか、
ターミナル内のテレビでは天気予報とかしか流れてない。


私以外にも同じことを考えている人は多かったみたいで、
「どっかでサッカー見らんないかな?」
とつぶやきながらウロウロしてる日本人と何人もすれ違いました。


ターミナルの端のほうで、ようやくインターネット端末を発見。
どうせ余ったコインだからと、惜しげもなくじゃらじゃら投入。


FIFAのホームページから試合経過をチェックしていると、
隣から肩をトントン、とたたかれました。

見ると、お隣さんの画面には試合が中継で流れている。
「You can watch it on ESPN.com」
と、親切に教えてくれました。

・・・が、
何故か私の使っている端末からはESPNの日本xパラグアイ戦のサイトにアクセスできない・・・。
仕方が無いので、一緒に観戦させてもらうことになりました。

親切なお兄ちゃんは、アシュトン・カッチャーみたいな感じで
どう見ても日本出身でもパラグアイ出身でもなさそう。
出身を聞いてみると、「I'm from Boston」だって。

パリの空港でアメリカ人と日本xパラグアイ戦を観戦、てわけです。
・・・変なの。


程なく延長戦も終わり、PK戦に突入。

アシュトン君(仮名)がそわそわしだしたので、
「搭乗時間、大丈夫?」
と聞いてみると、実は、インターネットコーナーの横に伸びる長蛇の列は
ボストン行きの搭乗待ちの人の列だと言う。

しかし、アシュトン君says
「チェックインは済んでるし、並ばなくてもいずれ乗れるよ。
ボクが気にしてるのはむしろ、インターネットのデポジットが切れること」

指差す先に示された制限時間は、確かに残りわずかでした。


9人目のPKが終わったところでちょうどデポジットが切れ、
「一緒に見てくれてありがとう」
と、さわやかにアシュトン君は搭乗待ちの列へと去っていきました。


私は自分の端末に戻り、FIFAのサイトを更新してみましたが、
結果が変わるわけもなく・・・。


ま、待ち時間は長いし、腹ごしらえでもしようか、と、
気を取り直して一旦ログアウト。

フードコートでラザニアとサラダをむしゃむしゃ。


ターミナル内を散歩して、再び端末の前へ。

さっきの端末はESPNにうまくアクセスできなかったので、
アシュトン君が使っていた端末に陣取り、スペインxポルトガル戦を観戦。
試合が終わる頃にはちょうどボーディングのはずです。

何せスペイン帰りなので、当然スペインを応援。
勝ってくれて良かった良かった。


ボーディング開始予定時刻ちょうどにゲートに行ったのに、
「機内清掃がまだなので、ボーディングを遅らせます」
・・・ああ、はいはい。またですか。


そして、ようやく乗ってみると、私の席の横の隙間には
前の搭乗客のものと思われる毛布が丸まって落っこちていました。
・・・だめじゃん。まだ清掃終わってないじゃん・・・。
もう、面倒なので見て見ぬふりです。


6月30日(水)

そして、日付が変わるころテイクオフ。


行きにはおいしいと思ったエールフランスの機内食でしたが、帰りは最悪。

肉か魚のうち、肉だけがさっさとはけ、手元に来たのは魚。
和風なんたら、と書いてあったので嫌な予感がしたのですが、
予感は的中。

ぽそぽそのご飯の上に、昆布だし「だけ」でゆでた干し鱈が転がってるだけ。

しょう油味どころか塩味さえない。
・・・一口食べて、ふたを閉じました。

同じ干し鱈でもバスク風はおいしかったなぁ・・・(涙)


映画を2本見て、ウトウトして、成田到着は18:00すぎ。


荷物を受け取って、税関。

「どちらへ行かれましたか?観光ですか?」
といつもの質問に答えると、

「え、スペインですか。お1人で?は~、スペインに1人で・・・」
と何故か呆れたように何度も聞き返されました。

いいじゃないさ。1人でスペイン行ったって。失礼な。
お酒だって持ち込み制限内だし、税関職員ごときにあれこれ言われたくないよ。

ちょっとむかっ腹を立てつつ、スーツケースを引きずって京成線の改札へ。

ちょっと遠回りですが本八幡経由で帰宅しました。
始発駅からだと座れてらくらく。
車内で爆睡してたら、あっという間に最寄り駅です。


最後の難関、マンションの階段もなんとかクリアして帰宅。
なんとかシャワーだけ浴びて、ベッドにダイブ。

そして翌日からは仕事。
余韻を味わう間もない、旅の終わりでございます。

6月29日(火)

雨の予報が出ていたのに、結局日没まで雨は降らずじまいだった28日。

29日の朝、目が覚めてから、ふと天気予報のことを思い出し、カーテンを開けると、
グッゲンハイムの前に巨大な水溜りあらわる!


排水が良くないのか、排水処理能力を上回る雨が降ったのか・・・。
なんとなく前者のような気がしてならない・・・。


目が覚めたのは6:00前。

機内持ち込みギリギリサイズのソフトケースに
如何にして割れないようにワインボトル2本とグラス2個を詰めるか、悪戦苦闘。
部屋中のティッシュペーパーと持ってきていた衣類全部でグルグル巻きにして
あとは割れないように祈るのみ。

とはいえ、そもそも少ない荷物。
30分ほどで荷造りも終わってしまい、
一息つくと、ちょうど6:30。つまり夜明けの時間。
闇に沈んだグッゲンハイムが朝陽を浴びて光り輝く様子を
窓越しに時間を置いて写真に収め、更に部屋に備えられた便箋にスケッチ。
(事務所の所長から「誰にも見せなくていいからスケッチして来るように」
と指令があったのです。お言葉どおり、誰にも見せません(笑))


日が昇りきった8:00ごろ、冷蔵庫に入れていた生ハムとレタスを取り出し、
パンとオレンジジュースと一緒に朝ごはん。


ビルバオ美術館の開館時間に合わせ、9:45ごろチェックアウト。
スーツケースは12:00までホテルで預かってもらい、美術館の方へ。


美術館までは徒歩5分。
ビルバオ美術館も付属のカフェもオープン前だったので、付近をウロウロ。

外から見る限り、ビルバオ美術館は、表通りに面した旧舘に、モダンな新館を増築したよう。


9:55。館内に入っていく人が見えたので、後を付けてみたものの、
どうやらスタッフだった様子。
・・・ていうか、スタッフが5分前入館でいいのか。

とはいえ、バスク人はフランス人よりは何ぼかましで、10:00ちょうどには中に入れてもらえました。
・・・レジの準備がまだで、5分くらい待たされたけどね。


美術館の作りは明快で、
表通りに面した旧舘に古典美術、
公園側に面した新館にモダンアート、
2つをつなげる部分では企画展を展示していて、
企画展のテーマはバレンシアガでした。


エントランスに近い展示室でもう1つ企画展をやっていて、
テーマは雄牛。
古代のミノタウルスの絵画や彫刻から始まり、
闘牛なんかもからめて、時代を追って展示が展開していきます。
ところどころでは!っとさせられるのはピカソの油絵や素描。
ピカソだと知らなくても目を留めさせるってのは、
やっぱりそれだけのパワーがあるんだろうね。


ここの美術館は、修道院のシスター方から
「わざ わざ遠くから足を運ぶ人もいるのよ!
グッゲンハイムもいいけど、こっちも是非行くべきよ!」
と強いお勧めがあっただけのことはあり、常設の収蔵品リストが豪華!

エル・グレコ、ヴァン・ダイク、ムリリョ、ゴヤ、ゴーギャン、パウル・クレー・・・etc。
惜しむらくは展示がちょっとせせこましいこと。
スペースの関係でしょうがないんだとは思うんだけどね・・・。

目の保養が済んだところで併設のカフェへ。


アイスコーヒーが飲みたいな~、と、カフェに入る前に予習(笑)
そして、カウンターでおっちゃんに
「カフェ・エラード、ポル ファボール?」
と言ってみると、困り顔で何やら言っている。

よーく聞いていると、英語混じりで「アイス」が云々。
どうやら、アイスコーヒーは基本的にやっていないが、
カップにコーヒーを入れたのと、グラスに氷を入れたのを用意するんでいいか?
ということらしい。
「コン レチェ?」(ミルクは?)
と聞かれたので、「Si」と答えて、しばし待つ。
やはり普通のカフェオレと氷入りのグラスを渡されました。

カフェオレが温かいうちに角砂糖を落っことして混ぜ、
中身をグラスにあけるとアイスコーヒーの出来上がり。
コーヒーが濃い分、おいしかった!


飲み終わって時計を見るとほぼ12:00。

ホテルで荷物を受け取ってからバスに乗り、早々に空港入り。

さっさとチェックインして、すっかり重たくなったスーツケースもチェックイン。
当然持ち込む気でいたのですが、考えてみればワインやらシードルやら入ってたら
持ち込めるわけないわ・・・vv
預け入れ時に「グラスとかボトルとか入ってるからFRAGILEシール貼ってね!」と念押しして、
(英語が通じるってすばらしい・・・!)
貼ったのを確認してから、カメラを手に空港内をウロウロ。
往路ではグッゲンハイムに行くのに夢中で
空港の写真をほとんど撮っていなかったのででした。


空港内のカフェで軽く腹ごしらえ。
ガス入りのお水と、バスクのケーキ。
タルタ・デ・サンティアゴというケーキなんだけど、これが素朴な味わいで
甘さも控えめでおいしい。


スペインのお菓子はまずい(というか甘すぎる)と聞いていたけど、
バスクはフランスの影響があるのか、例外のようです。


その後ひたすら本を読み、1冊読み終えたところでパリ行きの搭乗時刻。
ゲートへ行くと、中学生と思しきスペイン人男女がわんさか。
修学旅行かねえ・・・?とのんきに搭乗してみると、
私の席に女子中学生が。

チケットを見せてどいてもらおうとすると、中学生は首を横にふり、
「だって窓側がいいんだもん。代わってよ」的なことを言っているらしい。

が。
こっちだって冗談じゃない。
四方八方を修学旅行生に囲まれてしかも通路側じゃ
壁にもたれて寝る自由すらないじゃないか。

というわけで、「言葉分かりませ~ん」と目を白黒させて
再度チケットを突き出してみました。

・・・ようやく、しぶしぶ中学生が通路側によけ、私は所定の位置に納まることができました。
結局、中学生は通路越しに友人たちとカードゲームに興じていたので、
却って良かったようです。

パリまでは2時間弱。


アディオス、ビルバオ。

2度目にして最後のシエスタです。


次回に続く。