モスクワのドライバーって一旦停止しないんだぜ!

事故を目撃したわけでもないし巻き込まれたわけでもないのだが、危なかしくてしかたがない。日本では無理だな、この運転

(・_・;)。

 

今朝も8:00にロビー集合。1時間ほどバスに乗ってセルギエフ・ポサード市に向かい市内及びトロイツェ・セルギエフ大修道院観光。その後マトリョーシカ工房見学&絵付け体験とうい予定だったのだが、市内に向かう道路が大渋滞!。ロシア名物だと聞いてはいたが、ここで喰らってしまった!。結局着いたのが10:30位。市内観光は端折られてしまった(T_T)。まぁしょうがねぇ、阪急交通社さん、恨んでませんよー。

 

スマホがあればグーグルマップで道順とか確認できるんです。渋滞状況も逐一チェック(渋滞箇所が赤くなってた)。ホント大したものだびっくり

 

渋滞の原因は道路工事。日本だと昼間これだけの渋滞の発生する道路は夜間工事と決まっているのだが、ロシアでは関係ないんかな?

 

トロイツェ・セルギエフ大修道院

 

 

入口はこんな感じ。至る所に聖職者の絵が書きこまれています。

 

 

中はこんな感じ。至る所に教会が並んでます。

 

 

どの建物か忘れたけど、一部中の撮影が許可されている教会がありました。

壁一面荘厳

 

天井一面荘厳

 

壁一面を飾る聖職者たち

 

 

屋根一面を飾る聖職者たち

 

 

おそらく中央がイエス様だと思う。それを取り囲む聖職者たち。これ見て日本人ならこう思いませんか?

「仏教の曼陀羅と一緒やん」って。

仏教とロシア正教、相互に交流がないままそれぞれで自発的に誕生したものなのか、それともどちらかで先に誕生してそれが片方に伝播したものなのか?。非常に興味があります。

 

 

聖母マリアのイコン画です。なんかちょっと中東テイストのような感じがします。

 

 

 これもイコン画ですが派手に装飾されてます。おそらく先に描かれていたイコン画に、後の時代になって装飾を施したのでしょう。なんでこんなことするのかさっぱり分かりませんが、たぶん金持ちがこのようなことをすること(大事な私財を使うことで)で信仰の深さを証明しようとしたのでしょう。

 

 

最後に土産物屋さんに立ち寄りましたが、御覧の通りずらーっと並ぶ聖書関係の書物。ま、教会なので当然ですね(´・ω・`)。

 

 

トロイツェ・セルギエフ大修道院の敷地内にあるレストランで昼食をとり次に向かったの「マトリョーシカ工房」。

 

 

これがマトリョーシカを作る器械です。

 

といってもただの回転する棒です。この先につけた菩提樹を回転させながら削っていきます。

 

はい、出来上がり。三分ほどの実演ショーでした。

 

用意されてたマトリョーシカ人形と絵具。いよいよ絵付け体験です。因みにマトリョーシカはこれ一体だけで中はがらんどうです。

 

割と真剣にやってます。

 

出来上がりました。ひどい出来です(笑)。

 

ここでは当然マトリョーシカも販売してます。

 

ここで購入したフクロウのマトリョーシカ。1,500ルーブル(約3,000円)。安い買い物だったと納得しています。なんとここでは円が使えました。

 

皆さんも割と真剣に取り組んでましたよ~。

 

マトリョーシカ工房敷地内の写真。工房なのに全くの無音。寂寥感に溢れた所でした。

 

工房内の写真。町内会館での文化教室の入口のような佇まいです。

 

絵付け体験終了後は一路空港へ。そのままサンクトペテルブルク行の国内線に搭乗です。

 

空港です。何空港かは覚えてません。ここでウラ爺とはお別れです。

 

ありがとう、ウラ爺。お世話になりました爆  笑

 

虹を見ることができました。

 

搭乗するS7という国内線の飛行機です。

 

ここで軽い夕食をとります。左が俺、右が嫁が注文したものです。結構美味しかったですよ。

 

20:30に飛行機発だったのがトラブル発生!。飛行機が遅れて出発したのが22:00頃・・・。サンクトベテル空港に着いたのは日にちが変わった0:00でした・・・。道路渋滞といいこの日はこんなのばっかし(T_T)。

 

 

夜中のサンクトペテルブルク空港。

 

結局ホテルに着いたのは午前一時。明日は一番楽しみしてたエルミタージュ美術館。とにかく寝るのじゃ。明日のために!。

 

てことで、次からはいよいよサンクトペテルブルク編です!。

 

 


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クレムリンって大統領府と赤の広場があるだけだと思ってた!

 

 後はレーニン廟が思いつくぐらいで、殆どの日本人がそう思ってるのに違いない。けど元々は城塞であり、数々の宮殿、教会、博物館、百貨店が集まる一大観光スポットなのだ。

 

 

「クレムリン」入口。難攻不落の城塞って感じです。

 

入口を通ると今度は橋を渡って進みます。まさに城塞の作りで歩くだけでわくわくします。

 

中に入ると衛兵がいました。日本の観光地にいるその場の雰囲気をだすためにいるアルバイトではありません。本物の衛兵です(当たり前か)。

 

 

中に入るとクレムリンが城塞だったことを示す大砲が展示されてます。こんなふざけたことをしても注意されませんでした。クレムリンは平和な空気に満ちてます。

 

 

大統領官邸があるので当然兵士もいます。物々しい緊迫感に包まれます。

 

 

ついて行っても撃ち殺されることはありませんでした。ロシアが平和であることの証明ですニコニコ

 

 

ソビエト時代に建てられた建造物。今はコンサート会場とかに使われているんだって。ソビエト時代のエンブレムが取り外されずに残っています。

 

大統領官邸です。日本の首相官邸よりは絶対に立派ですね。プーチンさん居てたのかな?。

 

 

一度も鳴らされることなく割れてしまった鐘。なんでもこの鐘を吊るしていた寺院が火事になったとき、熱した鐘を冷やそうと水をかけたら割れたんだって。何のために作られた鐘なのか・・・(ノ_-。)。

 

 

クレムリン内にある「ウスペンスキー大聖堂」。中は撮影禁止なので写真はないけど、とにかくイコン画が素晴らしく、一遍にロシア正教に魅了されました。

 

 

クレムリン内にある「武器庫」。武器庫なので勿論昔の武器も展示してますがそれは少数。実際は工芸品その他が殆どで、その精巧さと豊富さでただただ感嘆のため息をつくばかり。日本のそれと比べてどれも決して劣るものではなく、ものによってはそれ以上。ここは絶対に行くべし!。

 

 

クレムリンを出て今度は「赤の広場」に向かいます。とにかく広いんですよ、ここ。

 

 

「レーニン廟」。ウラ爺によると昔はスターリンもいたらしいけどソビエト連邦崩壊で放り出されたらしく行方は不明。今は維持費が政府から出てないのでロシア共産党が費用を捻出してるんだって。公開は週三日。スターリン時代ってロシアでも「無かったこと」にしたいのかな(・・;)。

 

 

「聖ワシリー寺院」です。中には入れましたけど撮影は禁止。中ではアカペラで賛美歌を歌っているバンドの方々がいて、これが結構上手。CD販売でやってたんだけどね。寺院の音響効果と雰囲気とに魅せられて嫁がCDを買っちゃいました(俺も煽ったけど)。

 

 

この写真見てなんだと思いましたか?。実はこれ「グム百貨店」というショッピングモールなんですよ。日本にもアウトレットやエキスポシティっといった巨大ショッピングモールがありますが、これほど荘厳なショッピングモールは存在しないと思います。

 

時間ももう差し迫ってって中に居れるのは30分。そのわずかな時間にツアーの人たちはチョコレートを買うために並んでました(嫁も並んだ)。でウラ爺がこの百貨店の割引カードを所持してるってことで、レジの横に立ってみんながチョコレートを支払うたびにそのカードをレジに差し出してくれました。ありがとう、ウラ爺(^∇^)。

 

 

中はこんな感じ。さすが百貨店、日本酒も売ってましたよ。

 

とまぁ以上が我々夫婦が体験したクレムリンだったわけですが、はっきし行って半日ではクレムリンを堪能するにはとても足りません!。クレムリンって聞くとなんかぽつんとした一か所の観光地だと思いがちの人が多いと思いますが(俺がそう思ってた)、その一か所が実に見どころ満載の広大な一か所であるということが訪れれば分かってもらえると思います爆  笑

 

 

聖ワシリー寺院で買ったCD。3枚組でお値段1,600ルーブル(≒3,600円)。かなりお買い得ではないでしょうか。

モスクワって銅像が凄く多いんだね。

モスクワ市内バスで走ってるとウラ爺から聞くのはそんな話ばっかし。スターリンはもちろん前モスクワ市長の銅像とか。銅像巡りだけで一日以上費やすんとちゃうかな?。新たなツアーメニューになる可能性あり!。多分つまんないけど(;^_^A。

 

 替わった部屋には異状なし。7:00モーニングコールで起床。歯磨きしてすぐに朝食へ。朝食はお決まりのアメリカンビュッフェスタイル。これが結構いけてる。バター(マーガリンかも)とパンが美味いのだ。

 

 朝食はここでとります。なんか朝食をとる所って感じじゃないでしょ(;^_^A

 

 

他のとこはこんな感じ。やっぱちょっと違うんだよな~。

 

コルストンホテル正面。この外観日本ならパチンコ屋か趣味の悪いラブホテルってとこだろうけど、添乗員さんに聞いたら元カジノなんだって。なるほど、それで朝食とる所にステージがあったりバーがあったり廊下に紫色が多かったりしたのか。元カジノなら仕方ないよね~って少しは改装しろよ(笑)。

 

9:00にフロントに集合、「宇宙飛行士記念博物館」に出発。10:00開館なのだが早く着きすぎた(渋滞が無かった)ので30分ほど周囲を散策。

 

この圧倒的なオブジェ感!。さすが銅像都市モスクワ、こういったものにもぬかりはありません。!

 

建築パースの粋を極めたこの感じ、これぞロシアオブジェの真髄です!。

 

ソビエト調レリーフ。労働者たちもしっかりと刻まれています。ロシアがソ連だったことを思い出させてくれます。

 

 

時間が来たので中に入るとします。ここの博物館ちょっと変わった仕来りがあって、中の撮影はカメラはだめだけどスマホならOKとのこと。何が違うのかよく分かりませんが、写真撮影には問題がありません。

 

 

御覧の通り金属探知機で荷物検査されゲートを通っての入場ですが、何か取り上げられるということはありませんでした。ロシア旅行を通じてここが一番厳重でした。

 

 

偉大な宇宙飛行士像。確かに宇宙飛行士は偉大なのですが、演出が少し神憑りすぎです。

 

 

宇宙から無事生還したベルカとストレルカの剥製。ウラ爺によれば「似たような犬を剥製にして展示してるのでしょう」とのこと。そこまで疑わなくても(^▽^;)。

 

 

地球上で最初の宇宙飛行士、ガガーリンが着用していた宇宙服。まるで子供服のようにみえる(横に写ってる私の身長は169cm)。スケールダウンした複製品かなと思っていたが、ウラ爺によると船内スペースの都合で宇宙飛行士にはかなり小柄な男が選ばれたとのこと。

 

 

無事地球に生還した宇宙飛行士達。ドリフのコントのワンシーンのようにみえます。

 

 

有人人工衛星の内部の展示品。高校の文化祭とかで見れそうなレベルです。

 

 

説明がロシア語なので何に使われたか全くわからない不気味なダミー人形。ここでなかったらミイラか焼死体かに見間違えてしまいます。なぜこんな姿にしたのでしょうか?。

 

とまぁ、これだけ見ればなんかろくでもないものばかり展示されてるような印象を与えてしまいますがさにあらず!。これはほんの一部です。ここには漢心をくすぐる展示品が山のように集積されています。そう、それは溢れんばかりのミニチュア模型の数々。これも一部ですがお見せしますね。

 

 

女の人はこういったものに興味を示さないと思いますが(嫁は喜んでたみたいだけど)、男と子供はこんなの大好きなはず(実際に家族連れが多かった)。その品数と精巧な作り、さすがロシアが世界に誇る(っていると思う)博物館です。

 

 午前中はここで過ごし、昼からはいよいよモスクワ最大(≒ロシア最大)の観光地、クレムリンに向かいますよ~。

 

ここの博物館の模型も展示されてました。こうやってみると博物館そのものがミニチュア的な遊び心に満ちてますな。


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モスクワって高級外車が多いのね。

てのが空港出た時の第一印象。やはりドイツ車が多いのだが偏ることなくVW・BMW・ベンツ・アウディが走っている。韓国車の現代・キアも多く見かけ、それらが満遍なく空港を取り囲んでいる。日本車はその次くらいかなぁ~。ここでは日本車はやや少数派だ。

 

 空港に出たら荷物はもう回収してて現地ガイドがすでにバスに運び込もうとしていた。段取り良くバスに乗車。先ずは一発目の目的地「雀が丘」へと向かう。

 

ツアー客の荷物を運んでくれる現地ガイドさん。名前はウラ爺としておこう。

 

空港外はこんな感じ。

 

 バスの中で今後の予定と注意事項を聞きながら一時間以上は走っただろうか、無事到着。ここはどんなとこかといえば、モスクワ大学前のただの小高い公園。けどモスクワ市内は一望できるので行く価値はあると思う。市民には結婚式の人気スポットなんだって。またバイク乗りが沢山いてウラ爺にモスクワでバイクって人気があるのって聞いたら、冬は雪が降って乗れなくなるのでそうでもないとのこと。なるほど、寒い国ではそうなるわな。北海道でもバイク乗ってるのよそ者ばかりみたいだし。

 

右にあるのは「ルジニキ・スタジアム」。ロシア最大の競技場で2018年ロシアワールドカップでも使用される予定。中央左寄りに見える煙突は火力発電所のもので、ロシアでは各都市ごとに火力発電所があり、そこで電気とお湯を供給しているとのこと。

 

 

 

「モスクワ大学」。すげえ立派。こんなとこで学業してたらどんな気分になるんだろう。

 

 ここでは長いこと留まらず次の目的地である「ノヴォデヴィチ修道院」へ。モスクワへついたばかりだというのに今日の日程は慌ただしい。

 

着きました。「ノヴォデヴィチ修道院」の見える外の公園へ。外から眺めます。

 

ノヴォデヴィチ修道院って多分これ

 

 ウラ爺曰く、ここはかの有名な文豪ドストエフスキーが思索にふけながら散歩していたとか。あとバレエで有名な「白鳥の湖」の舞台のモデルにもなったんだって(全部嫁の記憶による)。

因みにここに白鳥はいてません。

 

こいつら鴨だよな?。

 

この公園に合ったアヒルの銅像(白鳥じゃないよな、首短いし)。アメリカ大統領夫人(ブッシュかオバマかどっちか忘れた)の寄贈品なんだって。

 

そんな凄いものを平気でコケにする不遜な私(;^_^A。

 

 ここでも長い間留まらず(留まれず)次の目的地である土産物屋へ。今日の日程は本当に慌ただしい。

 

 連れていかれたのはコンクリート製集合住宅の地下にある土産屋。まるで盗難品か偽ブランドを扱ってる店のようだ。しかもクラブツーリズム(ちゃんとやってたんやな、ロシアツアー)と別のツアーの日本人観光客もやって来て、ひょっとして日本人観光客はここで怪しげなものしか購入できないのかと、辟易してしまった。

 

進入者対策をしているかのように入口と階下通路が狭い。

 

 

非合法なみせではなかった。素敵な土産屋さんでしたよ~音譜

 

 上写真の右端に移ってるこのねーちゃん、日本語も喋れてマトリョーシカ人形を盛んに勧めて説明してくれる。その中で十個入ってるのがあって、絵柄も綺麗で丁寧に塗ってあるので母への土産に決定。ドルが使えるというのでドルを使用。日本円で6,000円くらい、安い!。因みにこのねーちゃん俺が買ったからだろうけど、沢山入ってるやつが日本人にお気に召すかと思ったのか、他の日本人に「10個入り、10個入り」と言って色合いの違う同じものを盛んに勧めてました(笑)。

 

 

日本では被れないだろうと思い購入しなかったロシアン帽子。買っておけばよかったと後悔してます(T_T)。

 

 添乗員さんにここ日本人客多いですよねって聞いたら、逆にまともな店ってここぐらいしかないんですよ、他の店のキャビアなんか絶対偽物やもんな~とのこと。ふ~ん、怪しいのは見かけだけだったんだね(^_^)。

 

 この後はレストランにてロシアに来て最初の食事、メニューはなんと忘れた。嫁も覚えていねぇ・・・。けどここで飲んだ地ビールは美味しかった。やるじゃん、モスクワのビールチョキ

 

 食事後ホテルへ。ついたのは21:00位だったと思う。ホテル名は「コルストンホテル」。各自部屋に向かうがここでトラブル発生。嫁がシャワーを浴びてるとバスルームから室内へ水が漏れてく漏れてく間違いなく排水溝がつまってる。慌てて添乗員さんの部屋に行ってこのことを伝えたらすぐにフロントへ連絡してくれた。部屋に戻ると大柄な男が、用もないのに召喚された召喚獣のように「俺は何しにここに呼ばれたんだ?」って感じでたたずんでいた。メイドのおばさんが一人来て部屋を拭きだしたが、添乗員さんが来て新しい部屋を手配したのでそこに移ってとのこと。幸い荷物を広げる前だったのですぐに移動。そこでは何事もなくシャワーを浴びれました。添乗員さんはしきりにすみませんと謝ってましたが、いやなに、添乗員さんが悪いわけでないし、ちゃんと対応してくれたのだから全然OKですよ。と言っておきました。ツアーってこういう時には実に心強いものです、ちゃんと対応してくれれば。

 

 

ホテルに着くと結婚式のパーティーの真っ最中。右写真真ん中の黒い服の女に見えるのは実は男。ロシア語でロックな歌を歌いまくってました。雀が丘で見た結婚式といい、この日はロシアの大安吉日だったのかな?。

 

 

部屋はこんな感じ。悪くはなかったですね~。

 

さて明日はいよいよモスクワでの本命「宇宙飛行士記念博物館」と「クレムリン」への観光だー。


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15時間のエコノミークラスのフライトも、寝て慣れてしまえばどってことねえ!

とは申しますものの、本心はビジネスクラスに対して「あの葡萄はすっぱかったんだい!」でございまする(´・ω・`)。

 

エミレーツ航空0317便の中。エコノミーはやっぱエコノミー、席でぎっちりである。

 

 先ずは9時間かけてドバイへ。嫁は空港内のトイレで着替えを済ませダサダサの楽な恰好。一方俺はデニムを履いたまま。機内食を食べてすぐ寝ることを考えると、嫁の判断は俺より正しい。

飛んで一時間もしないうちに揺れに揺れたフライトとなる。嫁の横の乗客がワインをこぼしてすみません。この乗客の方ヨルダンにいる娘に会いに行くということで、ドバイからイスラエルへ、イスラエルからバスでヨルダンに行くというまるで戦場カメラマンのような入国の仕方に、お仕事はなんですかと聞くと普通の仕事についてるとのこと。いてるんやなぁ~、こういう人。うちの会長が特別ではなかったんやな。本来ならこのタイミングでは出ないであろう機内食が、機内が上下する中配られる。早く寝かさなあかんから仕方なかったんやろな。食べ終わると機体の挙動が安定。まぁ~、世の中そんなもんよ。

 

目が覚めるとそこはドバイだった。

 

 機内では機内食のメニューが配られる。朝食のメニューを見ると和風ハンバーグと中華風鶏肉と書いてあり、「Japanese or Chinese?」って聞かれるのかなって嫁と2人で話してたら聞いてきたのはOmelet or Chikin?」。嫁と俺とでえ~どういうことって軽くパニクって嫁はすかさずオムレツと、俺は思わずチキンと答えてしまった。蓋を開けると嫁のほうには日本風卵焼きが、俺の方にはお粥が入っていた。和風ハンバーグはどこにあるのか探したら卵焼きの横にソースのかかってないミートボールが一つ。なるほど、ミートボールって和食だったのね。鶏肉はどこにあるのと探したらお粥の中に鶏肉が。なるほど、中華風鶏肉粥だったのね。エミレーツ航空、こんなんでいいのか!?。

 

 予定時刻にドバイ空港に到着。この空港とにかくでかくて飛行機も多く、飛行場とゆうより駐車場と化している。ターミナルも空いてなくて、飛行機から降りるとバスが迎えに来てた。このバスあちこち回るので、事前に添乗員さんが指示するまで降りるなと言われていた。なので降りたのは最後のほうで、ツアー客みんなで降りた。それで正解。こんなとこで迷子になったら発見してもらえそうにない。15分ほどバスに乗って入国審査ゲートへ。ここの担当者は実にえらそうに見えたが、えらそうなんだろう。こういうのは言葉が通じなくてもなんとなく分かる。ここの金属探知機が実にシビアで、なんと靴の金具にまで反応してた。で、えらそうにもう一度ゲートを通りなおせとの身振り。やっぱえらそうだったか。靴を脱いでゲート通過。厳重すぎるぞと言いたいとこだが、昨今の国際状況を鑑みるとしょうがないんだろね。

 

 次の飛行機の乗り継ぎまで約5時間。だだっ広いターミナルを端から端まで嫁と探索。とにかく飲食も含めてショップが多い。当然免税店なのだが、行きしだし荷物になるので何も買わない。どうせ帰りにもよるんだし。これだけ広いにも関わらず喫煙ルームは1箇所だけ。不親切にもほどがある。ものを売ることばかりでなく気遣い一つ出来んものかね~。ここの空港で一番驚いたのはトイレの水。流す水がお湯なのだ。そのため便座に座っても生暖かさを尻に感じて気色が悪い。わざわざトイレの流す水お湯使ってるでと嫁に行ったら、それがここの水の常温じゃないとの返答。あ、そっか。砂漠の中だしそれはあり得るかもと納得。

 

ドバイ空港ターミナル内。写真じゃわかりにくいですがとにかく広い。ここでは水一本買うのにもカードが必要です。

 

ターミナル唯一の喫煙ルーム。奥の広い部屋に入りきれず手前の進入路でも喫煙してる。トイレもそうだったが(必ず並ぶ)、こういった気遣い施設があまりに少ない。

 

 乗り継ぎ便も定刻通りにフライト。5時間かけてモスクワに向かう。もうこの時には5時間ぐらいどうってことないと思えてるから不思議なもんだ。海外旅行によく行く人はこうやって慣れていくんだろうな~。

 

乗り継ぎの飛行機。はるか向こうに格納庫みたいな建物が見える。

 

砂漠の上空を通過。砂漠に間違いないのだが、以前は河が流れたように見える。右側のアップの写真はダムのように見える。火星にはこんなような水の流れた跡があるのかな?。ダムは無いだろうけど(^_^;)。ここで車を思い切り走らせてラリー気分を味わいたい!。

 

 

砂漠とカスピ海を超え無事モスクワに。ここでの入国審査がまた長い。強面の男と美人の女がまじまじとルーペまで持ち出してパスポート・ビザ・出国証明書をチェックするのだ。

 

乗り継ぎ含めて20時間かけやっとモスクワに到着。

 

やっと着いたぞ!。お楽しみはこれからだ!。

 


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