秋田滞在3日め(3月30日)は、母親の誕生日です。
毎年、この日を狙って、帰省しています。
そして毎年、ささやかな誕生日パーティーをしています。

ですが、今年は前日の救急外来の続きとして、朝いちばんから病院(秋田厚生医療センター)で検査をしてもらわなければいけません。
私と姉は、実家を7時半に出て施設に行きました。
施設に着いたのは8時頃、母親は朝食を食べていました。
朝食を食べ終わり、歯を磨いて、8時40分ごろ、病院に行きました。

昨日は救急外来で受診したので、すぐ診てもらえましたが、今日は一般外来です。
受付を通して、脳外科に行くと、血圧を測れとか、CT検査に行けと言われ、CT検査が終わると、緑のファイルをここに入れろとか言われ、終わったら中待合で待っててくれと言われ、やっと呼ばれたと思ったら、医師からは「私は本当は今日は外来の日じゃないんだけどね」と言われるし・・・。
#「今日外来に来いと言ったのは、そっちでしょ!」と言いたかったけど、我慢しました。

なんとか診察が終わったと思ったら、受付で名前呼ぶのが遅いってなんの・・・。
こっちは、ただでさえ母親は、病院にいるってだけで機嫌が悪いのに。。。
さらに車椅子で自由に動けないとなれば、私が母親の後ろに立つことになります。
認知症の人に話しかけるときは、相手の視界に入ってから声をかけるのが鉄則なのに、視界にいない人から声をかけられ、急に車いすが動くので、「ビックリさせて申し訳ない、車いすにバックミラーがあればいいのに!」と思いながら、押してました。

会計では、母親の成年後見人として、母親の財布から、昨日の分と今日の分をまとめて支払いました。
昨日(救急外来:頭部CT、レントゲン、採血、導尿など)が約5000円、
今日(一般外来:CT検査)が約1000円でした。
父親が救急搬送された時はなにもしていないくせに1万円もかかりましたので、思ったより安いな、と思いました。

施設に戻ると、職員が数人やってきて、「お誕生日おめでと~ございます♪」と、バースデーカードをプレゼントしてくれました。


母親は照れ臭そうに笑っていました。
職員から「何歳になったんですか?」と聞かれた母親は、「77歳」と即答しました。
#本当は85歳です。
サバをよんでいるのではありません。認知症になってからは、必ず77歳と答えます。
7という数字が好きなんだと思います。

その後、病院で疲れたのか、母親は寝てしまいましたので、私たちはいったん実家に戻りました。