今日(8/16)は、母親がいる施設に行ってきました。
まず、相談員さんから母親の様子を聞きます。
先週、2度ほど昼食の拒否があったそうな。とはいえ、次の食事の機会には、普段と変わりないようなので、食が細くなってきたのを自分で調節しているんだろうと、施設はあまり気にしていない様子。
入浴の拒否は相変わらず。本当は週2~3回あるのだが、うまくいったり拒否されたりで、週1回のペースだそう。
前回訪問した際には、洗面台を詰まられてしまったけど、以降問題はないらしい。
2週間前、施設前の駐車場に竿燈が来て演技をしてくれたイベントがあったのだが、施設ホームページに載っていた写真には、母親は写っていなかったので、最初だけ参加したか、拒否したらしい。
後期高齢者の保険証と負担額減額認定証、介護保険証と負担割合証が、新しくなったので、コピーを相談員さんに渡しました。
要介護度は「要介護2」、負担割合は「1割」で変更ないので、施設へ払う使用料も変更ないですね、と相談員さんは言っていた。
母親の部屋をノックすると部屋のカギを開けてくれた。
母親は「おぉっ、ひさしぶり」というような顔をするのだけど、我々の名前が出てこない。
しょうがないので、「娘の○○だよ」「ヤスハルだよ」と自己紹介する。。。
母親は、いつもカーテンを閉めて、薄暗い部屋の中でTV(高校野球)を見ていた。
暗いからカーテンを開けていいかと言って、母親にカーテンを開けさせる。
母親は窓も開けようとするが、2重ロックになっていて開けられなかったので、僕が解除した。
母親は入ってきた風を感じていた。
しばらくして、僕が窓から離れたスキに、母親にまたカーテンは閉められてしまったけども(-_-;)
姉は、母親が普段着ている洋服の毛玉取りや毛糸のベストの修復を始めた。
姉を邪魔しないように母親を引き付けておくのが、僕の役目だ。
今回用意したのは、竿燈の動画(youtube)2本。
見当識障害があり、今何月なのか、どの季節かわからない母親に、季節感を感じてもらおうと思い、用意した。(持参したタブレットPCにショートカットを作っておいた)
やっぱ、秋田の夏は竿燈で始まるし。
母親は、昭和30年以降の記憶はほとんどないが、竿燈祭りは覚えていた。
「どっこいしょ~、どっこいしょ」という掛け声や、竿燈は重たいということ(大若で約50kg)、
竿燈を腰に乗せたり、肩に乗せたり、おでこに乗せて演技することを覚えていた。
実は、動画の中には、自分のほうに竿燈が倒れてくるシーンも含まれている。
竿燈が倒れること中々ないが、母親も見たことがあるはずなので、一緒に「あーっ!!」と声をあげていた。
竿燈を見せた後に試しに青森のねぶた祭の動画を見せたのだが、ポカンとしていたので、記憶にはないらしい。
夏と言ったら花火なので、次は長岡花火大会の動画を見せた。
30分以上ある大作だったので、見るほうが疲れた(-_-;)
でも花火があがる度に、母親は声をあげていたので、大成功だったと思う。