認知症の普及啓発を目的とした「認知症サポーター養成講座」。

川崎市では、その講師役となる「キャラバン・メイト」の養成を目的とした

「認知症キャラバン・メイト養成研修」が行なわれることになりました。

 

講座を受ける資格のある人は、

・年3回以上「認知症サポーター養成講座」の講師をできる方で、かつ

 以下の何れかに該当する方

(1)認知症介護実践者研修等を修了し、川崎市内で認知症介護を実践・普及啓発するもの

(2)川崎市の介護相談員

(3)公益社団法人 認知症の人と家族の会会員

(4)川崎市認知症ネットワーク・市区役所・市内地域包括支援センターの推薦を受けたもの

(5)川崎市内の地域包括支援センター職員

(6)川崎市行政職員

※上記は川崎市の場合です。他の地方では異なると思います。

 

これを見てわかると思いますが、私のような「認知症の親を持つ家族」だけではなることができません。

「認知症の人と家族の会」に入会するか、川崎市認知症ネットワークに推薦してもらうか、

区役所の担当者や包括の人と仲良くなって、推薦してもらうか、です。

家族の会は、他にもたくさんあります。こないだ私が見に行った認知症の寸劇と講座を主催した、聖マリアンナ医科大学病院の認知症の家族の会「水曜会」もそうです。

 

ちょっとびっくりしたのは、キャラバン・メイト(=認知症サポーター養成講座の講師)になるためには、認知症サポーター養成講座を受けたことがなくても良い(認知症サポーターになっていなくても良い)、という所でしょうか。

 

ラッキーなことに、地元市民後見団体の代表(=既にキャラバン・メイト)が、申込用紙を持ってきてくれました。

推薦する人の欄には、なんと区役所の担当者の名前がすでに署名されてました(^_^;)

あとは私の名前、住所、連絡先などを記入して提出するだけです。

 

地元市民後見団体に入って半年ぐらいですが、こういう有益な情報は、ひとりぼっちでは得ることは難しかったでしょう。

横のつながりを実感する今日この頃です。