今日、午後から仕事を休んで、「相続診断士としての第一歩セミナー」を受けて来ました。
集まったのは、15人。相続診断士の資格を取ったばかりの人もいれば、資格を取ったけど、今まで放置していた人もいます。
資格を取って3ヶ月以内なので、受講料無料です(^_^)
4人ごとのグループに分かれて、グループワークもありました。
私のグループは、保険関係者が2人、生活相談員1人、IT関係(私)です。
私以外の人は、仕事に役立つから、仕事の一部として資格を取得したって感じです。
私は、仕事とは関係なく相続診断士の資格を取ったと言うと、みんな驚きます(笑)
相続診断士は、民間資格です。
"争族"ではなく、"笑顔相続"になるようにお手伝いをします。
ご存知の方も多いのですが、平成27年から相続税の基礎控除額が変更になりました。
以前はお金持ちだけ相続税を払う対象でしたが、
平成27年からは、ちょっと財産を持っていれば対象になるようになりました。
全国的には4%→8%に対象が拡大され、東京では約20%が対象になったと講師は言いました。
「相続税?うちは関係ないよ」と言う人が多いのですが、
相続は、誰にでも訪れます。順番は前後するかもしれませんが・・・。
例えば、お父様が亡くなり、相続人は、奥様、子供2人の合計3人なら、遺産が5200万円以上なら、相続税を払う対象になります。
そして、遺産分割協議が決裂して、調停になった人の75%は、遺産総額5000万円以下です。(司法統計より)
ってことは、遺産が少なく、相続税を払う対象ではない家族がもめているのです。
講師は、相続でもめる原因は、5つあると説明しました。
1. 不動産などきっちり分けることができない財産があるから
2. 「家督相続」と「平等相続」のギャップがあるから
3. 相続の専門家が不在だから・・・・相続税を少なくする専門家(税理士)はいますが、もめないようにアドバイスできる専門家はいません
4. 今、困っていないから・・・相続税対策はもちろん、親は自分より先に亡くなることを想定していないから
5. 相続税法の改正の影響
そして、残された家族がもめないようにするために、どうしたらいいのか?
実例を紹介してもらいながら、学びました。
"相続診断士特別価格"で、本も買ってきました。
どんな相談がされても答えることができるようになりたいですね。