今日は午後から半休を取って、「認知症サポーター・フォローアップ講座」に参加しました。

主催は、区の地域みまもり支援センターです。

 

昨年、川崎市では、地域包括ケアシステムを推進するために、「地域みまもり支援センター」を作りました。(川崎市内の各区に設置されました)

その前までは、こども支援室、地域保健福祉課、児童家庭課、高齢・障害課というように、縦割りでわかれていましたが、再編・統合、一部移管して、地域みまもり支援センターが、子どもから高齢者まで一体となった地域づくりを推進しています。

 

国が策定した新オレンジプランでは、2017年度末までに認知症サポーターを全国で800万人養成することを目標にしています。

ですが、認知症サポーターになっただけで終わりにしてはいけないということで、

養成した認知症サポーターに対して、フォローアップ講座を行ない、

さらに知識をつけて、「認知症サポーター・キャラバンメイト」(認知症サポーターの講師)になってもらい、さらに認知症サポーターを増やしてもらったり、

地域包括ケアシステムでいうところの”互助”である、地域の見守りなどで活躍をしてもらおう、という目的があると思われます。

 

地域の見守りは、町内会や民生委員がやっています。

どこも同じだと思いますが、町内会長や民生委員になる人は、高齢化が進み、

高齢者が、高齢者の見守りをしているのが、現実です。

若者は町内会の行事には参加しない人が多いので、高齢者にとって心配なのは、

「もし自分が認知症になったら、誰が支援してくれるのか?」です。

今日の参加者も、平日ということもあり、ほぼ全員、私より年上でした(^_^;)

 

認知症サポーターになった人は、身近な人に認知症の人がいるなど、問題意識が高い傾向があります。

全国にいる認知症サポーターがそれぞれ活躍したら、とてつもない力になるでしょうね。