産経新聞~高齢者らを財産侵害から守ろう 和歌山県司法書士会が無料相談会


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160920-00000005-san-l30




敬老の日の19日、司法書士が無料で相談を受け付ける「高齢者・障害者のための成年後見相談会」が和歌山市で行われたという記事。




その中の成年後見制度の説明は、


「認知症などで判断能力が衰えた高齢者や障害者に代わって、家庭裁判所が認めた親族以外の第三者後見人が財産を管理したり、契約を締結したりすることができる。第三者後見人には、司法書士をはじめ、弁護士や社会福祉士などが選ばれることが多いという。」


となっていた。




なんか、「親族は成年後見人になれない?」と思う文章じゃありませんか?




産経新聞は、司法書士会に取材して書いてると思うので、


取材を受けた司法書士が、こういうふうに説明しているのかな?と勘ぐってしまいました。




たしかにさ、成年後見制度がはじまった直後は、9割が親族後見人でしたけど、


昨年は、3割まで落ちてきています。


きっかけは、親族後見人の横領が多いのと、監督責任を問われた家庭裁判所が裁判に負けた、ことだと思う。


でも原則は、親族が面倒見るべきだと思うんだよね。


今後、親族後見人が増えていくことを期待します。