母親の成年後見にかかった費用をまとめてみる。

(1)申立する時

・申立の収入印紙代 800円
→後見の場合。保佐や補助の場合もっとかかります。
・登記の収入印紙代 2600円
・郵便切手代 3050円
→秋田家裁の場合。申し立てる裁判所によって異なります。
・戸籍謄本、住民票、不動産の全部事項証明書など取得するのに必要な費用
・医師に診断書を書いてもらう費用
→診断書の書式は裁判所にあります。診断書の内容により、後見なのか保佐なのか補助なのかほぼ決まります
・鑑定費用 5万~10万円
→診断書の内容で判断できないと、さらに医師により鑑定されることがあるようです。実際鑑定されるのは1割程度。うちは鑑定されませんでした。
・弁護士や司法書士の相談費用
→無料で相談乗ってくれる人がいいでしょう。
・申立書類の作成を弁護士または司法書士に頼んだ場合の費用
→うちは司法書士に頼んで約9万円でした。自分で作成しても良いです。

結局、合計10万円ぐらいかかりました。

書類作成を司法書士さんに頼んだとしても、必要な書類(戸籍謄本や住民票、不動産の全部事項証明書、後見されてない証明書など)は自分で取得しなければなりませんし、財産目録や収支予定とその証拠書類もできるかぎり集めなければなりません(これが面倒くさい)。
書式や記入例は家庭裁判所でもらえますので、自分で書けると思ったら自分で作るのも良いでしょう。

(2)成年後見人への報酬
に続く