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ひつじさんもこもこ



火曜日の朝

いつも通り出勤のためバス停でバスを待っていた時のことです。



もう3月も終わりに近づいていると言うのに雪が降っていました。

寒くて縮こまっていると
一台の車がすうと近づいてきてバス停の前で停まったのです。



誰かの知り合いかと思いきょろきょろ。

いつもなら私のほかに何人か乗客がいるのですが
その日は私一人でした。



不思議に思って覗いたら運転席には白髪で短髪で髭をきれいに整えているこじゃれたおじさま。


知り合いにそんな人はいません。

バス停には私一人。


実際には
なにこれだれこのひとしらないちょっとこわい
くらいの間だったと思いますが。


すると、

おじさまが中から手招き・・・!


えっ・・・え?っと? わたし?わたしに手招きしてる? えっ?なんで?


こ わ い


しばらくいやいやと首を横に振り続けていたら



まど!まどあけた!なに!こわい!


おじさま「送ってくぞまっすぐ」


え!なに!なんで!いいですって!首いやいやって!してるじゃん!


わたし「や、もうバス来たのでだいじょうぶです」


精一杯平静を装いつつ去りゆくおじさまを見送るわたし。



この間バスはおじさまの後ろで待機。



内心どきどきのままバスに乗り込むと
運転手さんに何かあったの?みたいな顔で見られている。


もういたたまれないきもちでいっぱいだよね。


ようやく落ち着いた頃窓の外をみると

さらに雪がひどくなっているように見えました。



ちなみに、
その日は一日中雪でした。


どうゆうこと