
7つのめでたい食材のうち
長寿麺・長麺と餃子を食べに・・・元宵団子のかわりにゴマ団子を注文しようと思ったけど売切れだった。

長寿麺・長麺は長寿を願って、長い面を一本ちゅるるるるとすする。

そのあと、中国・四川省楽山市にある、弥勒菩薩を象って彫られた巨大な磨崖仏「楽山大仏」に初詣のつもりで百済寺へ。
楽山大仏は713年に彫り始め、90年後の803年にようやく完成したそうな。
百済寺は百済から来た渡来人のために606年聖徳太子が建立した近江最古級の寺院。おっと、楽山大仏より古いや。風格ある表門。

本坊・喜見院には屏風が飾られている。その部屋の前で、ネコさんがおくつろぎのご様子。

仏教が百済国経由で伝来したので「釈迦山百済寺(しゃかさん ひゃくさいじ)」と称されたとパンフレットに書いてありました。
見事な庭園。飛び石を渡っていくのが正規ルート。歩きやすく滑りにくい靴が必須。

庭園から石段を上がると遠望台。手前には太郎坊、遠く50Km先には比叡山。その延長線上800Km先には百済。渡来人さんたちに望郷の念を抱いただろうなって説明板に書いてあった。
名神高速道路・東海道新幹線・国道8号線・びわこの向こう側まで見通せる。今日来てよかった。晴れて気持ちいい。

その先まだ進むとミツマタの群生地。観音様にお参りしてから、ミツマタの花びらにやさしく触れて香りをかぐと大きな御利益・金運に恵まれるって。今は、下の写真のようにつぼみだけど3月から4月ごろに咲くというからまた来なくては。

弥勒菩薩さんがいはりました。今回のテーマに本当にぴったりな場所です。

そしてまた石段を。石段のないなだらかな坂もありますが、われらは、石段を。

仁王門

そして石段

本堂です。

信長の焼き討ちで幹は燃やされたが、根が生き残った菩提樹

鐘を突かせてもらいました。

すごくいい音色。余韻がながくて、しみるぅ。
帰りはなだらかな坂を下りましたが、そこを登ってきた人が、
「ああ、しんど」って。石段ではなく坂でも、それだけ上がってくるんやから、しんどいわな。
おもえば、神社仏閣に詣でるなら、足腰の元気なうち。まえは、そういうのは年いった人でにぎわうのかと思っていたが、そんなわけない。
受付のある本坊まで、降りてきてさっきのネコさんいるかなと思って見回したら、縁側に上がったはった。他のネコさんも別のところに

「入室はご遠慮ください。」「土足厳禁」のプレートの向こうに。