がらくた通り3丁目 -55ページ目

がらくた通り3丁目

人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。










クンクン
ん?なんだろうこの匂い。

驚くほど高い重力を感じる
会社から外に飛び出した瞬間そう思った。
懐かしい匂いなんだけど
思い出せない。

まっいいか♪

それにしてもまだ夕方の5時だというのに
もうすでに薄暗くなろうとしてる。

ビルとビルの隙間から見える
ちょっとだけかすんだ
灰色がかった青い山。
その背景の空はうっすらとオレンジ色。
オレンジ色は暖色系のはずなんだけど
涼しい色をしている。
まるでジミー・ペイジの汗のようだ。

ステージでの彼ったら汗まみれだ。
だけど暑く感じない。冷たい汗。
なぜなんだろう?
そのステージが
緊張感でいっぱいだからなのかな?

しかし空のオレンジの熱量がそう感じるのは
きっとそこから透明度を増してから
青へと変化する
そのグラデーションのせいだろう。

オレンジと青の間の透明感が増して
白っぽく映るところがヒンヤリ。

秋の空ってこうだよな〜。

そうだ「わら焼き」※1)だ!
「わら焼き」の匂いだ。

外に出た瞬間感じた懐かしい匂い
空を眺めてたら答えが出てきた。

小さいころは秋になると
よく見かけたもんだったな〜。


https://www.youtube.com/watch?v=GT40XLaRdC4

暖かい色なのに冷たく感じたり
いろんな香りがしたり。
秋って不思議だ。
プログレを聴いてるようだ。

あれっ?
ビル案内の看板に目が止まった。
「札幌文化芸術劇場」という活字。
な〜んだ♪それものはず
2年前King Crimsonを目撃した場所だった。



※1)説明文引用
北海道は10月になると収穫を終えた畑地で稲藁焼・わら焼きが行われる風景が各地で見られます。凍霜害防止のためでもあります。道内有数の稲作地帯である石狩空知地帯では過去にはこの煙で高速道路が通行止めになることもありました。 ※野焼きは禁止されていますが、農作業に必要な藁焼きは認められています。