



▲帰ってきたウルトラマン/エクスプラス製
僕は整理券を握りしめてた
もう少しの辛抱だ!
この地獄から抜け出せる!
順番待ちしていると
若い男が近づいてきた。
どうされました?
ちょっとだけ
神経質そうなその顔は
表情をゆがめ
僕に問診をはじめた。
症状を話し終えると
1枚の紙切れを僕に手渡し
こちらに電話して対応されてください。
そう言い残しサッサと奥へ
逃げるように退散していった。
えっ?
目の前が真っ暗になった。
今日は出社日
リモートといえども
繁忙期以外は2日おきに出社している。
僕の部署は3人
この3人が交代で出社しているわけだ。
だから2日おきの出社となる。
前回の出社日のことだった
事件が起きたのは。
午前中の仕事を無事に終え
午後の仕事もあとわずか
1日中部屋にひとりっきりでいるのだから
快適この上ない。
仕事の合間にスマホを
カチャカチャしてた時だった。
打ち合わせの内線が入り
5分ほど席をはずすことになった。
再生中のYouTube動画を止めようと
席を立ち上がりつつ操作。
あれ?スイッチを押しそびれた。
再生されっぱなしだけどまぁいいや。
スマホをそのまま放置しつつ
5分後に席に戻り
YouTubeを止めようとすると
いつもの画面と様子が違う。
表示画面がカスタマイズされてる感じ。
どこを押しても元には戻らないし
ネットで調べても答えはなし。
なんだか本体も熱くなってきた感じ。
故障?
いてもたってもいられなくなり
すぐさまショップに出掛けたものの
順番待ちのお客でいっぱい
冒頭のようなやりとりとあいなった。
諦めきれず
帰り道に他のショップに寄るも
客でいっぱい。
傷心のまま会社に戻り
アップルに電話。
ガイダンスに沿って
苦戦を強いられたものの
なんとかサポートに繋がった。
そして女性の方が応対。
落ち着き払った声で
開口一番
私が責任を持って直します!
頼りになる〜〜!!!
あのショップの男と雲泥の差
この言葉が
どれだけ心強かったことか。
どれだけ安心したことか。
まさに正義の味方だ。
元通りに戻った。
ありがとう!ウルトラマン。