嵐を吹き飛ばせ!!~セカンドオピニオン~
嵐吹き荒れまくった10クール目の最中。
テンションだだ落ちで廊下を歩いていたら、まさーしーの母 が登場。
「な~に辛気臭い空気出してんの~?」って・・・。
私にとって、まさーしー母は闘病付き添い人の先輩。というか、行動力やネットワーク、
いろんな経験から、陰で「神」と崇めていた人だ。
神の一声で、10クール目の嵐のことはもちろん、
今まで溜まったいろんなウップンが、ブわ~っと口から出まくった。
神は、うんうん、わかるよ、と後光をさしながら聞いてくれた。本当に、神だ。
そして神から、思ってもいない言葉が出てきた。
「セカンドオピニオン、受けてみなよ!!」
・・・。はい??なんだそれ??
ということで、説明しましょう。セカンドオピニオンとは、なんぞや?
セカンド・オピニオンとは、直訳すれば、第二の意見ということです。具体的には、診断や治療方針について主治医以外の医師の意見をいいます。(BY辞書)
この時、私は何をそんなに悩んでいたのか。
主治医の治療方針が不安なんかじゃない。むしろ、ずーっと主治医を信頼していた。
それはその時もだし、今でもその気持ちは変わらない。
では、何がそんなに不安なのか。
先が見えないこと。
これから先、どんだけ抗がん剤治療を続ければいいのか・・・。
これから先、このままでいいのか・・・。
この時の私の気持ちは、グラグラで、地に足付いていない状態。
そんな状態のまま、治療を続けたくなかった。
信頼している主治医の治療、やって正解だわ!!!って、再確認したかった。
セカンドオピニオンを受けて、治療がうんぬんではなくて・・・気持ちを前向きにしたかった。
そんな理由でセカンドオピニオンかよ!!!と思うかもしれない。
現に、もう10クールも抗がん剤治療して、オペもして・・・
そんな状態で受ける、ということを、主治医に相談するのは気が引けた。
でも、信頼している主治医だからこそ、わかってくいれると思い、ソッコーで相談。
そして「セカンドオピニオン、大賛成ですよ!いいことだと思います」と言ってくれた。
気を悪くしないで、快く受けてくれた主治医には、今でも感謝している。
主治医とのあの大喧嘩が効いているのかもしれんだけどね・・・
神(まさーしー母)の一声で、急遽決まったセカンドオピニオン。
まずは、セカンドオピニオン探しからだ!!