ぽっぽは6月16日にしゅっしゅのところに旅立ちました | 車椅子のサルーキ ぴっぴ

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1歳の誕生日4日前の転倒事故で、背骨骨折、脊椎損傷のため、下半身不随に、
車椅子で第二の足をもったサルーキぴっぴ、術後のケア、リハビリ、
車椅子のディスクドッグ 大会奮戦記

口腔メラノーマが見つかってから

8ヶ月


下顎の切除手術をうけたあとも

しっかりドライフードを食べていたぽっぽでしたが


肺の転移のほかに、右上顎にも転移し

ドライフードは食べられなくなりました。


肺の腫瘍は憎たらしいほどに速く

ぽっぽの肺に広がり


6月の11日には肺の4分の1をしめ

呼吸が苦しいのが見てわかるようになりました。


酸素濃縮機を手配して

酸素吸入を始めましたが

16日朝には酸素ではおいつかず

横になることも、ぐっすり眠る事もできなくなりました。


呼吸が苦しくて目が覚める、とにかく苦しくて

どこに行けばこの苦しさから逃れられるのか?と

あちこち動き回って、また苦しくて・・・


その苦しさから開放してあげるのも

飼い主の務めであると

私たちは決断しました。


(かかりつけの先生には、もう手立てが無いと

言われていました)


ぽっぽは私たちの腕の中で

眠るように息を引き取りました。


先生がぽっぽの静脈に薬を入れて

ほんの数秒ほどのことでした。


この決断をすることに

かなりの葛藤があったことは

うまく文章にできません。


日記にしたのは、安楽死の選択で

悩んでいる方の

すこしでも参考になればと思ったからです。


それでも、日記にするまでに

2ヶ月も経ってしまいました。


病魔と闘っている、たくさんの動物たちの最期が

どうか安らかでありますように。